8.《ネタバレ》 パッケージの写真が感動の安売りっぽくて、ずっと拒絶してたんですが、ようやくこの度鑑賞。もっとベタベタな物語を想像してたのですが、自然な感じで観ることができました。長い教師人生の物語のせいか、あるエピソードが生まれては収束し、また新しいエピソードが始まって・・・という感じの進行で、あまり見慣れないつくりで印象に残りました。ドレイファスの演技も良かったです。ラストはロウェーナも収束に一役買うのかと想像してしまったので、ちょっと物足りなく感じもしましたが、全体的には音楽を通じて様々なことごとが描かれていて良質だと思います。ロウェーナは先生に奥さんがいることも分かっていながら、惚れて盗ろうとするので、あまり好感持てない存在かもしれませんが、弾丸のように気早く街を飛び出してしまった彼女の人生がどうなったか、ホランド先生の言葉にも責任があるので気になってしまいます。作りかけのロウェーナの曲とともに、そこだけはぐらかしてしまうなら、あれはあれで別に一本の物語として独立させても良さそうな話で、正直、欲張って盛り込み過ぎでは?(「この娘となら音楽で天下をとれる! でも・・・」というほど突っ込んだ描き方でもないし中途半端) その分、単なるホランド先生の作曲発表会的なエンディングでお茶にごしにせず、ホランド先生が訴えた「考える力や創造力のない教育」について、強く突きつけるエンディングにしてくれたら、10点満点つけたいなと思いました。息子へ歌を送るシーンが良いです。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 9点(2011-03-10 01:24:54) (良:1票) |
7.「先生」としてのホランドに感動したとの意見が多いですが、この作品は、ホランドの教師生活を描く一方で、夫として、父親としての彼の苦悩と成長を描いている。だからこそ感動を呼ぶのだと思う。もし、仕事一筋になっていたホランドが、家族と向き合い、思いやることを忘れていたことに気づかなければ、全く何の意味もない映画になってしまう。「お涙頂戴」とくさす人が多いが、自然なストーリーの流れの中で、自然に涙が出るのだから、私はこの映画を「お涙頂戴」とは思わない。人生において何が大切かを教えてくれる、とてもいい映画です。 【あやりん】さん 9点(2003-06-14 16:08:54) (良:2票) |
6.お涙頂戴の押しつけ映画。そんなことは分かっているけど涙が止まらない(情けないな)。音楽は文句無し。 【亞戯衛】さん 9点(2003-02-12 22:21:50) |
5.いい映画!わたしも吹奏楽に入ってたからよけいに感動した。最後がいい。ホロラド先生幸せ者! 【はちまろ】さん 9点(2003-02-05 12:41:39) |
4.よかった。感動を押し付けてない(って俺は感じた)感じがよかった。少し長いけど、全然退屈なんてしなかった。ところで歌の才能があるロウェーナは結局どうなったんだろう? 【一言物申すさん】さん 9点(2002-11-21 23:00:18) |
3.号泣もの。激しく泣きたいときは迷わず観よ!青年のホランド先生が段々と年老いていく姿も味わい深い。【これで泣けない方へ】今後私のコメントは一切無視して可(;_;) 【キャットス桜井】さん 9点(2002-03-06 06:13:11) |
2.これってお涙頂戴的作品なんでしょうか?この種の映画をすぐお涙頂戴的作品と揶揄する人こそどうかと思います。この映画はホランド先生の物語。彼の目を通して生徒との関係、妻との関係、息子との関係が描かれる。人生楽ありゃ苦もあるさ。楽な人生なんてない。きっと苦もある。でもまたその後、陽の目を見ることができる。人生なんてきっとそんなもの。 【シュープ】さん 9点(2001-07-17 23:55:35) |
1.私は“お涙頂戴”とは感じましたが、この映画が描いていることはとても素晴らしいと思います。ドレイファスもgoodだし。(←これはオスカーものと思った)「ペイ・○○○○○」の“お涙頂戴”よりは良い! 【チャーリー】さん 9点(2001-03-19 23:45:27) |