2.《ネタバレ》 あれから40年(物語的には25年?)・・ 中高年のエピソードを映画にしただけではあーりません。
冒頭20分のアクションシーンは、第二次大戦末期なのでインディはまだ若い。
その若いインディのナチス軍隊との列車の中での派手な闘い。見ごたえあります。
他の役者の顔をCGでインディの顔にしたのだろうか? 本物と見分けつきません。てか若過ぎ?
インディというよりハンソロ? 3作目より後の時代なのに、若返ってます。
以前の作品では、ヒトラーにサイン貰うシーンもありましたが、同時期の他のエピソードという設定?
その時の遺物が、とんでもない代物だという事で、戦後25年経ってから、当時の関係者に争奪戦のゴング。
丁度、教職を引退し、家族も失い、独居老人となったインディには、気の進まない冒険の始まりだが
考古学で金儲けを目論む友人の一人娘に巻き込まれて仕方なく最後の冒険へ・・というお話。
今回のお宝は2200年前の天才アルキメデスの発明品で、タイムトラベル装置? 過去作では
キリスト関係のお宝、インドの邪教の神物、果ては宇宙人の遺物を扱ってきたこのシリーズ
最後は、タイムトラベルですかあ? ディズニーになってハードル上げられたせいなのか、
トンでも脚本に唖然です。 まあ元々、考古学と言いつつ毎回超常現象に至る話ばかりの
このシリーズなので、仕方ないのですが・・ その辺はスルーしましょう。
にしても、いただけない部分は少なくありません。 ご都合主義の行き過ぎが散見。
撃たれても動き回り過ぎのインディ。動力不明で勝手に動作する装置。
直ぐに横倒しになるはずのオート三輪でのチェイス。時空の裂け目への理解が早過ぎる件。
滑走路無いのに着陸したのはまだしも、離陸のスピード100キロ以上を出せたのか?
そして、アルキメデスのタイムトラベルとインディ達のトラベルは、どっちが先か?
などなど、無理が多すぎです。 とても満点付けられる脚本じゃない。
ただ、豪快なアクションシーンと展開の早さ、何よりもラストの再会のシーンがいいです。
欲を言えば、息子は戦地で行方不明だった事にして、3人の再会にしてもらえれば最高なんですが・・
それこそご都合主義じゃねーかと罵声が聞こえそうなので、この辺にしますか。
70過ぎてもキュートなカレンアレンに1点追加します。