ブロードウェイと銃弾のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 フ行
 > ブロードウェイと銃弾の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ブロードウェイと銃弾

[ブローッドウェイトジュウダン]
Bullets Over Broadway
1994年上映時間:99分
平均点:7.78 / 10(Review 63人) (点数分布表示)
公開開始日(1995-07-15)
ドラマコメディ犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-13)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ウディ・アレン
助監督リチャード・パトリック〔助監督〕(第二助監督)
キャストジョン・キューザック(男優)デビッド・シェイン
ダイアン・ウィースト(女優)ヘレン・シンクレア
ジェニファー・ティリー(女優)オリーブ・ニール
チャズ・パルミンテリ(男優)チーチ
ジム・ブロードベント(男優)ワーナー・パーセル
ジャック・ウォーデン(男優)ジュリアン・マルクス
ジョー・ヴィテレッリ(男優)ニック・ヴァレンティ
トレーシー・ウルマン(女優)イーデン・ブレント
メアリー=ルイーズ・パーカー(女優)エレン
ロブ・ライナー(男優)シェルドン・フレンダー
ハーヴェイ・ファイアスタイン(男優)シド・ルーミス
エディー・ファルコ(女優)ローナ
デビ・メイザー(女優)ヴァイオレット
田中秀幸デヴィッド・シェイン(日本語吹替)
大塚明夫チーチ(日本語吹替)
此島愛子ヘレン・シンクレア(日本語吹替)
安達忍オリーブ・ニール(日本語吹替)
日野由利加エレン(日本語吹替)
阪脩ジュリアン・マークス(日本語吹替)
川久保潔ワーナー・パーセル(日本語吹替)
沢田敏子イーデン・ブレント(日本語吹替)
渡部猛ニック・ヴァレンティ(日本語吹替)
加藤精三シド・ルーミス(日本語吹替)
宝亀克寿シェルドン・フレンダー(日本語吹替)
脚本ウディ・アレン
ダグラス・マクグラス
作詞オスカー・ハマースタイン二世"Make Believe", "Who"
アイラ・ガーシュウィン"That Certain Feeling"
作曲ジェローム・カーン"Make Believe", "Who"
ジョージ・ガーシュウィン"That Certain Feeling"
編曲ディック・ハイマン
挿入曲アル・ジョルソン"Toot, Toot, Tootsie (Goo' Bye!)"
エディ・カンター"Ma (He's Making Eyes At Me)"
デューク・エリントン"That Jungle Jamboree"
撮影カルロ・ディ・パルマ
製作ロバート・グリーンハット
ミラマックス(presents)
製作総指揮レッティ・アロンソン(共同製作総指揮)
ジーン・ドゥーマニアン
チャールズ・H・ジョフィ(共同製作総指揮)
ジャック・ロリンズ(共同製作総指揮)
配給日本ヘラルド
美術サント・ロカスト(プロダクション・デザイン)
トム・ウォーレン[美術](美術監督)
レイ・クルーガ(美術監督助手)
衣装ジェフリー・カーランド
編集スーザン・E・モース
字幕翻訳戸田奈津子
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
ディック・ハイマン(指揮)
あらすじ
マフィアのボスが自分の愛人を女優にすることを条件に資金を出すことになり、新人脚本家がようやくデビューできることになった。男を近寄かせないためにボスは用心棒を稽古に送り込むが、用心棒は脚本にまで口を出し始め...。舞台に関わる個性豊かな面々をユーモアたっぷりに描いたウディ・アレン監督のコメディ
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
10.《ネタバレ》 登場人物が個性的で、キャラや台詞が生き生きとしている。
プライドが高くて我がままばかり言う落ち目のベテラン大女優。
頭が空っぽで演技もど素人なくせにスターを夢見るマフィアの情婦。
情婦のご機嫌を取るため無理難題を突きつけるマフィアのボス。
スポンサーであるマフィアのボスに何も言えないプロデューサー。
そんな連中に芝居をめちゃくちゃにされていく脚本兼演出家の姿がおかしくて哀れ。

ずっと芝居を見せられてきたギャングの監視役チーチが、思わぬ名案を提案する展開は実に愉快。
そこにプライドを傷つけられてへそを曲げる主人公も、可哀想な被害者という面だけでなく弱点を持った人間として描かれている。
才能もチーチに劣り、出演者と男と女の関係になってしまう。
主人公よりもチーチが完璧な作品を求めていくようになるのが面白い。
どっちがプロの作家なんだかわからなくなる。
自分の作品のためには人も殺すほど鬼になれるなんて、究極のアーティストともいえる。
一方、主人公はアーティストよりも平凡な人間たることを選んだ。
それぞれみんな人間味があって血が通っているので、ドラマが躍動的に映る。
もったいなかったのはラストで、ちょっと安直なハーピーエンド。

三谷幸喜がこの作品を好きだというのもわかる。
『ラジオの時間』は明らかに本作にインスパイアされている。
予定調和気味にまとまった三谷作品より、角があって予測のつかない面白さ。
ウッディ・アレンの作品の中では、クセもなくて一番楽しめる。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 9点(2016-10-08 17:15:36)
9.めちゃくちゃ面白かった。おすすめ。

ウディ・アレンとしては珍しく、一般受けしやすいバランスのとれた作品となっている。すべてのキャラが立っていて、コメディとしてとてもよくできていた(ただし相変わらず笑うところでもわかりやすい演出なしにさらっとすませているので、わからない人にはわからないかもしれない)。それでいてテーマ性も深く、芸術家とはどんな人種なのかを的確に言い当てている。

仮初めの芸術家としての自己顕示欲やナルシシズムに囚われた連中ばかりいるなかで、人知れず至高を求める真の芸術家の純粋さが、恐ろしく、また哀しい。凡人は特別な才能のある人物を見ると安易に羨ましがったりするけど、天才からすると気楽で幸福そうな凡人が羨ましく見えるのかもしれない。

ウディ・アレンとは波長が合わないと思っていたけど、本作で見直した。濡れそぼった子ヤギみたいな顔してるくせして、やるじゃないかアレン。本人が出演しなかったことも、この作品の水準を上げた一因じゃないかと思う(ひどい 笑)。本人が出なかったこと、そして恋愛を主題としなかったことで、過剰な自意識やコンプレックスが作品の均衡を崩すのを防げたんじゃないだろうか。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-12-16 18:26:14)(良:1票)
8.《ネタバレ》 傑作ですが・・・
ラスト、彼女とよりを戻す流れを一考願いたい。
あれでは、愛に逃げただけに映ってしまう。
それもアイロニーだと捉えても、彼女側によりを戻す理由がないのは痛い。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 9点(2007-06-25 16:39:26)
7.もしかしてこの映画がアレン映画の最高作じゃないかって思うくらい大好きな映画。ストーリー、キャスト、脚本、演技、セットも含め、どれもほぼ完璧な仕上がり。「♪ノウ、ノウ、ノウ♪」と身振り手振りを加え、大女優然とした大仰な所作でジョン・キューザックをちゃっかり丸め込む、ダイアン・ウィーストがとにかく最高っす!平均点ベストランキング入り万歳!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 9点(2006-11-23 16:55:15)
6.面白い!誰がと言えば出演者の殆どを挙げてしまう程とにかくキャラ立ちまくりの曲者たちの名演の応酬と、細部までじっくり練り上げられた脚本の素晴らしさ。いい映画を観た~って満足感にどっぷり浸れます。
よし坊さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-04 01:30:39)
5.展開の面白さ、出てくる登場人物の設定、どれをとっても文句の付けようがありません。とにかく、素晴らしい作品です。(もう、上手い!としか言いようがありません。)
TMさん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 21:23:27)
4.ジョン・キューザックであるのだかセリフや身振り手振りがアレンでありアレンにしか見えなくなっていった。正直、力不足な感は否めない。がアレンのこと大根女優とキューザックをかけているのか、脚本家としての自分自身を卑下してみせたりホント巧いです。脚本の面白さ、セットや映像のキレイさでかなり引付けられる映画。
亜流派 十五郎さん 9点(2004-04-12 22:46:45)
3.みなさんの高い評価に私も同感。素晴らしい舞台演劇を観たようなそういう感じです。ウディ・アレンの才能があふれてました。
KARINさん 9点(2002-06-16 20:12:52)
2.脚本も良いが、何より役者の使い方がいい。チャズ・パルミンテリ初め男優陣もさることながら、ダイアン・ウィーストが絶品!いやぁこれ誰?って感じ。それにジェニファー・ティリーが舌足らずの声でキャンキャン言うの、おっかしかったぁ。この映画には上手い役者しか出られない。役者が気合い入ってんの、伝わってきます。
ぶんばぐんさん 9点(2001-06-28 10:15:59)
1.毎度のことだが、アレンのこの洪水のようなアイデアの数々は一体どこからくるのか。ギャングが己の劇作家の才を発見したら・・・なんて発想はこの人ならではだろう。今作でダイアン・ウィーストが脚光を浴びたのも嬉しかった。「ハンナ」以降この女優気になってたんで。アレン出ずともこの映画、笑えます。
モーリスさん 9点(2001-05-27 12:19:39)
別のページへ(9点検索)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 63人
平均点数 7.78点
000.00%
100.00%
200.00%
311.59%
423.17%
523.17%
6711.11%
71320.63%
81726.98%
91015.87%
101117.46%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1994年 67回
助演男優賞チャズ・パルミンテリ候補(ノミネート) 
助演女優賞ダイアン・ウィースト受賞 
助演女優賞ジェニファー・ティリー候補(ノミネート) 
監督賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 
脚本賞ダグラス・マクグラス候補(ノミネート) 
脚本賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 
美術賞サント・ロカスト候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジェフリー・カーランド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1994年 52回
助演女優賞ダイアン・ウィースト受賞 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS