2.《ネタバレ》 久々の邦画ヒットです。非現実的テーマを中心としがちな邦画の中では、正攻法と言えるハリウッド的映画でした(ど迫力アクション、無理やりの伏線、お決まりの男女の絡み、ハッピーエンドetc.)。
突っ込みどころも展開重視で見れば、あまり気にならなく、お涙頂戴の後半は泣きっぱなしでした。
ただし減点1は、仙崎が環奈(字これでよかったっけ?)からの結婚のアプローチを躊躇した理由です。あの恥ずかしいプロポーズの伏線のためかと思うとちょっとがっかりでした。潜水士という危険な仕事で、いつ命を落とすかもわからない仕事を持つ男が、果たして女性を幸せにする事ができるのか、という葛藤をもう少し深く掘り下げても良かったのではないでしょうか。少し期待していたものの、あれ?という感じでした。
あと、あの映画的ドラマの出演者をもう少しクローズアップしてもよかったのでは?とも思いました。あれでは単に端役です。2時間半では無理か。