1.《ネタバレ》 なにごとも時代とマッチするかしないかは大切だけれど、この映画が50年も前だというのにビックリ。当時の人はとまどったのではないでしょうか。そのくらい今見ても新鮮で楽しい映画でした。轟夕起子ってこういう役もするのかと嬉しくなり、自分の娘が実は男だったんじゃないかと疑う山村聡も、同じく自分と結婚するのがもしかしたら男かもと疑問に思う三橋達也も押さえたコミカルさが最高です。その、もしかしたら男かもという役をしている北原三枝が、さばさばしているのにどこかコケティッシュで本当にかわいかったです。昔の日本映画を見直しました。