のだめカンタービレ最終楽章 前編のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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のだめカンタービレ最終楽章 前編

[ノダメカンタービレサイシュウガクショウゼンペン]
Nodame Cantabile: The Movie I
2009年上映時間:121分
平均点:5.97 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-12-19)
ドラマコメディシリーズもの青春もの音楽ものTVの映画化漫画の映画化
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タイトル情報更新(2024-09-21)【イニシャルK】さん
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監督武内英樹
助監督川村泰祐(監督補)
石井良和
キャスト上野樹里(女優)野田恵
玉木宏(男優)千秋真一
瑛太(男優)峰龍太郎
水川あさみ(女優)三木清良
小出恵介(男優)奥山真澄
ウエンツ瑛士(男優)フランク
ベッキー(女優)ターニャ
福士誠治(男優)黒木泰則
山田優(女優)孫Rui
山口紗弥加(女優)並木ゆうこ
谷原章介(男優)松田幸久
吉瀬美智子(女優)エリーゼ
伊武雅刀(男優)峰龍見
竹中直人(男優)フランツ・フォン・シュトレーゼマン
猫背椿(女優)マジノ
片桐はいり(女優)ルイの母
木村了(男優)高橋紀之
松岡恵望子(女優)鈴木薫
松岡璃奈子(女優)鈴木萌
なだぎ武(男優)テオ
柳沢真一シャルル・オクレール
高橋研二
原作二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(講談社 KCKiss)
脚本衛藤凛
撮影山本英夫〔撮影〕
製作亀山千広
フジテレビ
講談社
東宝
プロデューサー石原隆〔製作〕(エクゼクティブ・プロデューサー)
島谷能成(エクゼクティブ・プロデューサー)
配給東宝
特撮大屋哲男(VFXプロデューサー)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
編集松尾浩
録音柿澤潔
照明小野晃
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2.《ネタバレ》 すんごいワクワク期待値満載で観たので、多少の幻滅は覚悟していたのだが、あっという間の2時間でエンドロールが出たときには、入り込みすぎて放心状態の自分がいた。
最初ベト7のあたりで「映画館なんだから音楽はもうちょっと大音量でガンガン流してほしい」と不満に思っていたが、1812年の為のタメだったのねと気づいた。チャイコ大好きなのも相まって大砲のあたりでは号泣。のだめと一緒にボロボロ泣きながら音楽の粒たちを浴びることができた。(音楽だけで泣くなんて自分涙腺弱すぎ…と思っていたら、あちこちで遠慮がちなすすり泣きが聞こえたのでホッ)
後編が楽しみで仕方がない…というか、後編で終わってしまうのが苦しい。
最終楽章の後に「その後の」とか「第◯シーズン」とか「帰ってきた」とかどんな言い訳でもいいからやって欲しい。(百歩譲って三次元オリジナルでも可)
個人的には原作既読の自分に不可解な点は全くなかったが、未読の方には「なんで?」感が結構キッツイかもなぁ、『後編も夫は誘えないわな…』と考えながら家路に着いた。
りんすさん [映画館(邦画)] 9点(2010-01-28 23:00:04)
1.《ネタバレ》  玉木宏の指揮姿に圧倒された。06年頃の少女漫画の王子様そのもののような甘さ、柔らかさが抜けて筋っぽくなった現在のビジュアルが、ストイックなパリの千秋にぴったりだった。男の魅力が出てきた。失われた美に未練はあるが、新たに獲得されつつあるものにも美がある。よかった!
 指揮しながら玉木の見せた表情。左右の振りを別々に覚えて、それを合体しているだけだったら物まねだ。インタビューを受けた玉木が、「そのうえ演技も」という「演技」が良く分からなかったが、映画を見たら分かった気がした。本物のオーケストラを映したのでも、上手な物まねでもなく、玉木が「パリ在住の若くて安い指揮者 千秋真一」を演じている。指揮しながら玉木の見せた表情はそのことを納得させた。いや、千秋真一は指揮台の上で一番表現されていた。

 指揮シーン以外の登場人物の感情は大部分がギャグで表現される。例えば、のだめの寂しさに耐える姿は、千秋の脱ぎ残したシャツの臭いを思いっきり吸い込むという変態そのもののアクションで示された。言葉も表情もないけど、のだめが健気にがんばっていることは伝わった。これはのだめに成りきっている上野樹里の迫力か。のだめに抱きつかれて千秋の頬が赤くなる。今までならぶん投げていたようなシチュエイションだから“?”という場面だけど、玉木の演技ではなくCGが表現してくれる。そういう作り方の方が観客に解りやすい。 
 今までの映画は、どれほど圧倒的なアクションシーンがあっても、それだけでない何かがあって、それらの総合から映画の感動は生まれてきた。「ベン・ハー」然り。「男達の挽歌」然り。その映画を見た喜びは、有名なアクションシーンにではなく、主人公の人生に立ち会えた所にある。映画ってそういうものだったろ? しかし、「のだめカンタービレ最終楽章前編」は、指揮のシーンがすべて!そういう映画。それでこれだけ感動した。映画の感動のありかが変わってきているような気がする。(「後編」と揃えばまた違う味わいがありそうだが‥。)
 玉木は、シンクロを、ギターを、指揮を、どうせツクリモノというレベルで役者に期待される以上の努力を重ねて、結果を出してきた。29歳の現在、玉木はそういう演技者(表現者)として存在している。30代を迎えて“明日はどっちだ?”
TAMAKISTさん [映画館(邦画)] 9点(2009-12-22 19:41:35)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 5.97点
000.00%
125.56%
200.00%
300.00%
4411.11%
5719.44%
6719.44%
71027.78%
8411.11%
925.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.80点 Review5人
2 ストーリー評価 4.90点 Review10人
3 鑑賞後の後味 4.88点 Review9人
4 音楽評価 7.45点 Review11人
5 感泣評価 4.50点 Review8人
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