1.《ネタバレ》 僕は基本あまり映画館へリピートする事は無いんですが
3回映画館へ行って、その後米版LDを買い繰り返し繰り返し観ております。
アルトマン作品としてははっきり低評価なのはわかります!
しかし、スーパーモデル全盛期のパリコレにカメラを入れ
生のランウェイを撮っているので、臨場感がもう凄い事に。
カーラブルーニもちょろっと出てますし!
今は亡きフェレ時代のディオールなんて今観てもホント素敵です。。
ランウェイのシーンなんかは他の映画でも良く出てくるんだけど
当たり前だが全然リアルに見えない,のはこの映画のせいです。w
ストーリーはいつもどうり露骨な風刺をちりばめているのだけど
正直つまんないです。わかりやす過ぎで。
ファッション界へのアンチテーゼ的メッセージ、とかそんなモンは
御本人(アルトマン)は全く考えていない様な気もしますけど。。
そんなもんは批評家の後付けで、ただただ楽しんで撮っている雰囲気でした。
オチもほんっっっとにたいした事無いし。
あれで何か大きなメッセージ込めて作ってるとしたらよほどの。。
(しかし同じオチをカシミアマフィア最終回で使ってたので
意外と活用出来るのでは? w )
しかし、あのすばらしく豪華なオープニングロールと
ジャケットだけで,もう満足なんです。
ファッションも映画も両方好きな人は本当に幸せな映画です。
そしてやっぱり大好きな,露骨なズーム! 最強です。