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プロミシング・ヤング・ウーマン

[プロミシングヤングウーマン]
Promising Young Woman
2020年上映時間:113分
平均点:6.50 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-07-16)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー
新規登録(2021-05-06)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【TOSHI】さん
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監督エメラルド・フェネル
キャストキャリー・マリガン(女優)カサンドラ
ボー・バーナム(男優)ライアン
アリソン・ブリー(女優)マディソン
クランシー・ブラウン(男優)スタンリー
ジェニファー・クーリッジ(女優)スーザン
コニー・ブリットン(女優)ディーン・ウォーカー
アダム・ブロディ(男優)ジェリー
クリストファー・ミンツ=プラッセ(男優)ニール
ローナ・スコット(女優)ジーン
モリー・シャノン(女優)フィッシャー夫人
エメラルド・フェネル(女優)メイク指導のビデオの女性(ノンクレジット)
アルフレッド・モリーナ(男優)ジョーダン(ノンクレジット)
出演ロバート・ミッチャム劇中映画「狩人の夜」より
脚本エメラルド・フェネル
挿入曲リヒャルト・ワーグナー〔音楽〕“Prelude and Liebestod”
パリス・ヒルトン“Stars Are Blind”
製作マーゴット・ロビー
エメラルド・フェネル
製作総指揮キャリー・マリガン
配給パルコ
衣装ナンシー・スタイナー
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1.《ネタバレ》 彼女の名は、キャシー・カサンドラ。何処にでもいるような平凡なフリーターだ。町の小さなコーヒーショップで働く彼女は、もうすぐ30になろうとしている。実家で両親と暮らし、特に夢や理想があるわけでもなく、長い間彼氏もいない。そんなキャシーだったが、彼女には誰も知らないとある秘密があった。それは、夜な夜な濃い化粧をして酒場へと出向き、そこで泥酔したふりをして寄って来たスケベな男どもに制裁を加えること。下心満々で近づいてきた男どもは、必ず彼女の仕掛けた罠にかかり恐怖の一夜を過ごすことになるのだ。だが、それは当然危険と隣り合わせの行為でもあった。なぜ、キャシーはそんな危険を犯してまで男どもを憎むのか?それは彼女がまだ医大生だった時に、親友だったクラスメイトがとある事件がきっかけで人生を台無しにされてしまったことが原因だった…。心に闇を抱えたある一人の女性の孤独な復讐を描いたサスペンス・ドラマ。若い女はとにかくヤる対象としか考えていない男どもへと、そんな執念ともいえる憎しみを抱く主人公を演じるのはキャリー・マリガン。確かに凄く良く出来たお話で彼女の鬼気迫るような演技もあって最後まで目が離せかったんですけど、やはり男としては何とも居心地の悪い映画でした。自分は男ですが、長い間世間で生きていると「女は頑張った自分へのご褒美だ」と真剣に考えているような男どもが圧倒的に多いなとは感じます。そんな横柄で醜い男に自分は絶対ならないでいようと思う反面、自分も欲求不満を感じたら普通にAVも見ますし、日常生活で女性を図らずも性的な目で見てしまうこともあります。この映画はそういう男性の習性を全否定してるんですよね。恋愛小説の名手と言われ自分も大好きだった女性作家、島本理生さんが代表作『ナラタージュ』の中で、「男のお〇んちんなんて全部ちょん切ってしまえばいい」と書いていたのを読んで正直引いてしまったことを思い出してしまいました。でも、そんな居心地の悪さを終始感じながらも、それでもこの映画を面白いと思えてしまうのは、この感覚がとにかく振り切れているから。「男ども、あんまり調子に乗ってるとそのうち大事なものをちょん切ってしまうぞ!それこそ命懸けでね」という痛快さがとにかく最高なんです。その矛先は、男社会にうまいこと順応して生きている女どもへも向けられているのもフェアで良い。主人公が心惹かれる優しい彼氏もまた同じような過去を持っていたなんて、この男への不信感はもはや徹底している。未だ根強く残る男社会への笑えない寓話として、僕は最後まで面白く観ることが出来ました。自分を含めた男たち、あんまり調子に乗りすぎないように気をつけよう!ちなみに自分、島本理生さんは今も大好きです。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2022-04-04 05:39:39)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.14%
5214.29%
6428.57%
7428.57%
8214.29%
917.14%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

2020年 93回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞キャリー・マリガン候補(ノミネート) 
監督賞エメラルド・フェネル候補(ノミネート) 
脚本賞エメラルド・フェネル受賞 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2020年 78回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)キャリー・マリガン候補(ノミネート) 
監督賞エメラルド・フェネル候補(ノミネート) 
脚本賞エメラルド・フェネル候補(ノミネート) 

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