1.《ネタバレ》 ジブリと新海誠から最近感じなくなったものがこの映画にはありました。
それは物語の起承転結や、わかりやすく共感できるストーリー性です。
前半も面白いのですが、後半にかけて始まる怒濤の謎解きや回収は秀逸で久しぶりに泣けましました。
一度見ただけでは細かい部分を見逃していると思うので、また見てみたいと思います。
ただ仮面の少女や謎の孤城や狼にジブリのようなギミックや奥深い表現があれば満点でした。
そこはさすがジブリやるなと改めて思いました。
同時期公開のすずめにも鍵や扉が登場しますが、このかがみの孤城には全く及びません。
興行収入でいえば圧倒的にすずめのほうが上ですが、こちらをもっとみんなに知ってもらって見て欲しいと思います。
このすばらしい作品に出会えて本当に良かったです。
7人の少年少女の人物像をもっと知りたいので原作も読んでみたいと思います。