神の道化師、フランチェスコのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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神の道化師、フランチェスコ

[カミノドウケシフランチェスコ]
Francesco, Giullare Di Dio
1950年上映時間:85分
平均点:8.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1991-03-16)
ドラマモノクロ映画伝記もの
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タイトル情報更新(2024-04-09)【にじばぶ】さん
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監督ロベルト・ロッセリーニ
キャストアルド・ファブリッツィ(男優)専制君主ニコライ
脚本ロベルト・ロッセリーニ
フェデリコ・フェリーニ
音楽レンツォ・ロッセリーニ〔音楽〕
撮影オテッロ・マルテッリ
配給大映
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3.「お尻ペンペン」があんなに微笑ましい映画は他にない。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-10 21:43:47)
2.説教もあってセリフの多い映画なんだけど、サイレント映画見てるような気になる。画面の感じがそうなのか。水の音や、ライ病患者(ハンセン氏病ってよぶと歴史的な厚みが感じられず、ここではこっちを使わせて)のカランカランとたてる音など、トーキーならではの効果が随所にあるんだけど、サイレンとタッチなんだな。画面の組み立てのせいなのか。対象だけを素直に捉えて、凝ったことをしないと決めているよう。単純者ジョバンニ老人が出てくるとさらにいい。彼とジネプロとの、純朴を画に描いたような中世コンビ。宗教が権威を持ってくると、原点へ・単純へ戻りたがる傾向を持つんだけど、フランチェスコってそうなんでしょう。その体現がこの二人。単純はまた独善に傾きたがり、種が乱れ飛ぶ中で完全なる喜びについて実験する話も他人に迷惑を掛けるわけで、単純と独善は紙一重なの。その延長には魔女狩りもあるわけだが、この映画は単純が単純として輝くギリギリのところを捕まえている。修道女が訪れるシーンの野の晴れ具合・広さの感じなんかいいですな。迎えに行くほうをずっと見せてて、切り替えして向こうに木が一本立ってる緩やかな斜面をやってくる四人の修道女になるの。一番張りつめるのは、ライ病患者に会うシーン。カランカランという音がなにやら幽玄と言うか。疎外者であり異端者であり、しかしキリスト教をキリスト教たらしめている核になっている素材、と納得させられるシークエンスであったが、能の世界と通じ合ってもいるような。でラストぐるぐる回って倒れた方角へ、布教にそれぞれ歩いていく。この教団について何か説明しようという感じではなく、いい連中だ、と作者が思っているその気持ちが、観客として見ててやはりいい気持ちになる。すがすがしさ。この複雑になった世界で単純さを求めることは、ある意味必死であり、かつそれを成せればすがすがしい。青空の中の雲、雲、雲。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 9点(2013-12-13 10:14:24)
1.中世キリスト教最大の聖人アシジのフランシスコを描いた作品は何本かあるが、そのなかでおそらく唯一観るにたえるのがこの一本。モノクロの画面に登場するのは、どうやら本物の修道士たちらしい。これといった感情の起伏もなく、淡々と物語りは進む(いや、劇的な物語もあるのだが、この修道士たちにかかると淡々と、そして美しく描かれる)。フランシスコの接吻を受けたハンセン氏病患者が、そのまま何もなかったかのようにゆっくりと歩みゆく。その姿が画面から消えそうになったとき、彼はゆっくりと後ろを振返る。その視線が画面を観ているわたしにも突き刺さるようであった。
バッテリさん 9点(2004-01-16 21:33:29)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 8.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
600.00%
7114.29%
800.00%
9342.86%
10228.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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