私の殺した男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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私の殺した男

[ワタシノコロシタオトコ]
Broken Lullaby/The Man I Killed[英]
1932年上映時間:77分
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-10-07)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-10-21)【イニシャルK】さん
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監督エルンスト・ルビッチ
キャストフィリップス・ホームズ(男優)フランス人兵士 ポール・レナール
ライオネル・バリモア(男優)ウォルターの父 ホルダーリン医師
ナンシー・キャロル(女優)ウォルターの婚約者 エルザ
ルイズ・カーター(女優)ホルダーリン夫人
ザス・ピッツ(女優)ホルダーリン家のメイド アンナ
エマ・ダン(女優)戦争で息子を亡くした母親
脚本エルネスト・ヴァイダ
サムソン・ラファエルソン
撮影ヴィクター・ミルナー
製作エルンスト・ルビッチ
パラマウント・ピクチャーズ
美術ハンス・ドライヤー(美術監督)
あらすじ
第一次大戦中、塹壕で一対一になったドイツ人を殺してしまったフランス人の青年は、戦後も罪の意識に耐え切れなかった。彼は殺した男の両親に謝罪しようとドイツへ旅立つのだが、、、 ルビッチ異色の反戦映画の傑作!
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1.《ネタバレ》 凄ぇ・・・としか言いようがない。言葉が出てきません。
自分のつたない文章でこの映画を語るのもおこがましいですので、気になった箇所を書くに留めますが、まず、登場人物の演技が素晴らしい。それぞれの感情表現の巧みさ、特に、感情を堪え忍ぶ様の描写テクニックが素晴らしい。他のルビッチの作品でも見られますが、抑えきれない感情を描くことに関してルビッチの右に出る者は恐らくいないのでは。
演技だけではない。例えば、墓地で鞄の中からハンカチを取り出す。もう、これだけで夫人の悲しみが伝わってくる。
冒頭の、失った片足の隙間から抜いた兵隊が行進するワンショットも同様。戦争の悲劇を何と雄弁に語ったひとコマだろう。
極めつけはラスト。鍵を使って鍵盤の蓋を開ける。これだけで、それまで癒えることのなかった心の傷の深さが非常によく分かる。
そのときの、二人の演奏を聴く老夫婦の幸せそうな表情といったらもう・・・。
一方のポールも、それで罪滅ぼしが出来るのだからきっとそれでいいのだと思う。
生涯をかけてエルザを愛しワルターの両親を守っていけばいい。
ワルターを死に追いやったのは全てポールのせいではないけども、嘘をついてそれを押し通し続けるのは心苦しいけども、こういう人生もあるのだという一つの御伽噺のような映画でした。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 9点(2010-03-21 01:14:24)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
7125.00%
800.00%
9125.00%
10125.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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