1.トルコ(今では放送禁止用語)大好き、仲間に熱く無鉄砲、ついでにケンカも大好物。こんなとんでもない男がスクリーン狭しと暴れまくるそれがトラック野郎の主人公、星 桃次郎だ!こいつがとてつもない大バカなんだは(笑)八時間の道のりを二時間半で走りきったり(絶対無理)、ケンカの規模は、はんぱじゃない。もう店を、半壊に近い状態にして、しかも次の日のシーンで完璧に直ってる(ツッコミなんて野暮!)。でもね、もうそんな次元じゃないんですよ。この映画は、愛川欣也の見事なコメディリリーフやお京さんと桃次郎の雨の別れのシーンの握手のかっこよさ(お京さん雨でモナリザが泣いてるぜぇ)。洋子さんのベッピンっぷりもいいです(そりゃ星も見えるわなぁ)。最後に、桃次郎が持ってくるはまなすの花の美しさが、俺の胸に染みたときこの映画は紛れも無い傑作だと確信しました。