1.《ネタバレ》 鈴木家と茶川家という2つの家族の物語が織りなす作品。鈴木家には六子、茶川家には淳之介という
血のつながらない家族がいるところが共通。その二人がストーリーに大きく関わる。1作目で堀北真希という女優を初めて見て作品と同時に惹きつけられた。作品の世界観に溶け込むルックスと声の良さ、抜群の演技力とこのシリーズを成功に導いたキャスト上の最大の功労者だと思う。このシリーズは、集団就職してきた六子の成長物語であると同時に、
堀北真希の女優としての成長物語でもあり、三作目の今作では一段と良くなっていた。シリーズ三作ともにラストシーンは主要人物がそれぞれに夕日を見るシーンとなっているが、これはスターウォーズの名シーンを彷彿させる。スターウォーズにおいては夕日は
希望を象徴しているが、ALWAYSも同じく夕日は希望を象徴していて、いつの日も何十年先
でもなんらかの希望があるという意味のラストシーンだと思う。