3.《ネタバレ》 映画館に行く度に予告編が流れてて、曲がすごくいいのと、「姫の犯した罪と罰」というキャッチフレーズが気になりすぎて見に行って来ました。
結果は号泣w
「生と死」とか「人の一生」みたいな題材のストーリーに滅法弱いってのもあり、見終わった数日後でも夜に家で思い出し泣きしまくってました笑。
ところですごく見る動機となった、姫の犯した罪と罰って結局なんだったの?
誰かが口ずさんだ地球の歌を聞いて地球に憧れを持ってしまった事?
んで実際に地球で生活して(月には一切ないと言われる)人間の欲望とか卑しさに苦しむ事が罰?
ちょっと置いてかれてポカンとなってしまいました。
でも最後の月へ帰るシーンはやはり涙なしでは見れませんでした。
「姫の幸せの為を…」と繰り返してた翁は、実は自分の冠位が上がるのが目的の大半だったりしてちょっと卑しい書き方をされてますが、かなり人間臭くて、だからこそ惹かれます。姫が月へ帰る為地球を去らなければならないとなった時には、ここまで育てたお前を離すものか!と親としての愛情と悲しみが強く、最後ついに姫が記憶を失い月へ連れて行かれる時には、今までの自分のエゴの押し付けに気付き、「わしが悪かったよー」と泣きじゃくります。このシーンで僕のダム決壊でしたね。
そして…。
羽衣を羽織り地球の記憶をすべて忘れたはずの姫でしたが、最後地球を振り返り、涙を流しました。
「今の全ては過去の全て 必ずまた会える 懐かしい場所で」
姫は月に帰っても、地球での「いのちの記憶」を忘れずに生きていくでしょう。僕はそう信じています。
P.S. 捨て丸兄やん、女房と子ども置いて駆け落ちはあかんやろ! 「今からでも遅くない!!」 遅いわ!!笑