1.素晴らしいと思います。幼少時代からいつしかお互いに凛々しく育っていっていってしまうこのふたりの過程。そしてその関係。それに加えて水中から見上げた綺麗な映像。時折施してあるCG処理だって全て綺麗に見えます。なんて綺麗な世界なのでしょう。そして真っ青な綺麗な水面、そして水中で映し出される2人の裸体、モザイクなんて無しってところがまた素晴らしいのさ。いいんだわvv しかし、それだけではないのだ。結局素晴らしいのはストーリーなのだー。結局これって人間愛に男女愛、そして最後にはしっかり家族愛ってところに持ってきてあるのだ。私ら人間には色んな愛があるんだなって事を改めて感じさせてくれちゃっています。そしてやっぱり最終的に人間が求めるものは何なのかって事に問いかけをしたならば、そうです、答えはあそこなのです。“せっかく現れてくれた船を家族3人で避けるようにして見送ってしまったところ?”ここに人間としての素直な答えが出されていると思うのです。そうです、結局、人間って家族が出来ると変わるものなのです。きっと人間誰しも心の中で一番望んでいるものはといえば、家族で寄り添っていける“平和な場所”ってものを答えに上げると思うのです。その姿があの場面にはとてもうまく現れていたと思うのです。だから彼らはもう船を追わなかったのです。家族水入らずの生活を選んだのです。ちょいと切なくなってしまった。それに最後のシーンだってかなりドキドキしてしまいましたよ。ずっと前からこのラストシーンだけを見逃してしまっていたのでずっと気になっていました。この十数年…。 いやあ、今にしてやっとラストまで見れてよかった。ちょっと感動オ!これって本当に好きな作品なのです。しかし、なんでこんなに評価が低いのでしょう。悲しいな~(××)