1.《ネタバレ》 オープニングからもう画面にクギずけ。
ロバのミリチャ(Milica)の可愛いこと、愛しいこと。
ほおずりしたくなりました。
『SUPER8』でクストリッツァ監督に出会ってから、待ちに待った新作。
それに相応しい幕開けです。
線路を走る車とか、いつもながらのおちゃめな演出いっぱい!
個性派でクセのある人物動物が次々に登場。
戦時下の重苦しい雰囲気もなんのその。
クストリッツァ監督にかかるとこんな味わいのあるお話が出来上がるのです。
そしてビックリ!
ボスニアの猫はやっぱりパン食。
美味しそうにかじっていました。
日本猫は汁かけ飯なので、お国柄だなとそこにも感心。
ノースモーキングオーケストラの軽やかで物悲しい音楽も秀逸。
私の心の宝物の作品。