1.フェラーリとポルシェの対決。
繊細で美しいフェラーリと理知的なポルシェ。
男性的なポルシェと女性的なフェラーリの対決がセクシーです。
こうなると人間ドラマは添えものでっ結構毛だらけ猫灰だらけ。
まだプロトタイプレーシングカー的な雰囲気を残しているマシンの造形がいい。
ポルシェのタービンがヒューンって回ってピットを飛び出していくところなんかいいなぁ。
フェラーリのドライバーがリアの窓を開けて一息つくところなんかもいい。
昔のレーシングカーは窓が開いたんですね。
興味のない人には退屈でつまらない映画であろうかと思います。
とにかくル・マンが頂点のレースとして機能していた時代の貴重な映画です。