207.いや~「T2」を語るとなると、今でも「あの日のコト」を鮮明に思い出すんですよねぇ~。 この映画は当時、まだ学生だった頃に映画館で見たんですけどね、ラスト付近で本当に、ホント~~に「オシッコ」がしたくてたまらなくなっちゃったのよ!!でも映画自体は最高にオモシロイわけジャン??!!途中で席を立つなんて絶対ありえないわけジャン??!!だもんで股間に手を当て、モジモジフンフン悶えながらの映画鑑賞だったワケさ!!(またあの重低音が膀胱に響くんだワ)。果たして映画が終わるのが先か、それともオイラが終わるのが先か(いろんな意味で・・・)、イヤ!それならばいっそのこと、この苦しみのネタをその元凶でもある500mlぺ●シの空き容器に、この場で「リターン・オブ・ザ・ジェダイ」してしまおうかとか(エ~~~!!!)、そんなことを額に脂汗を浮かべながら薄暗い映画館の中で一人真剣に葛藤しておったのじゃよ(ガハハハ!!)。 でもまぁ今になって考えてみれば、それだけこの映画がいかに面白い作品であったかと言う証明にもなるんだよね!!(断言するゾ!)。まさに生理現象を凌駕するほどの出来栄え!!尿を流すな涙を流せ!!漏らして悔い無しアイルビーバーーッック!!!!・・・・・・失礼致しました(汗)。ちなみにやんちゃな膀胱ズンドコフィーバーに関しましては、ちゃんと映画が終わってからソッコーダッシュでトイレに駆け込みましたのでご安心下さいませ(←当たり前だ)。てかあまりのウルトラ水流ぶりで、ちょっとズボンに引っかかっちゃいましたけどね、エヘ♪ ---【以下、後日談】→あの日以来自分にとっての「シュワちゃん」とは、「シュワルツェネッガー」の略称であると同時に、「シュワ~~~シュワワワワ~~~~・・・ふぅ」という悦楽の放尿感(あるいは放尿そのもの)を指す言葉となりました。(※使用例→「ゴメン、ちょっとシュワちゃんしてくる」、「やっべぇ、シュワルツェネッガー漏れそう」など ) 【ぶらき】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-05 15:36:59) (笑:11票) |
206.《ネタバレ》 その昔、何度も観たのにテレビで放送されるたびについつい観てしまったこの映画。先がわかっていながら楽しめるというのは、娯楽作としての骨格がよほど安定していることの証拠。 とくに功を奏しているのがターミネーターの絶妙な設定だ。 シュワルツネッガー演じるT-800の、サイボーグという設定を逆手に取ったキャラクターがすごい。本当なら人間味の無い恐ろしい存在になるはずが、頼りがいがあるのはもちろん、無骨で純粋な愛すべきキャラクターとなっている。 第一、けっして人を殺さない。この決まりごとは少年マンガではよくあるけれど、ハリウッドのアクション映画ではまずありえない、あっては物語が成立しないものだった。それが嫌味なく、偽善臭漂わせることなく実現されている。 しかも戦闘マシンとしては優秀なのに、ある意味ではすごく無知で純粋ですらある。だから庇護する対象であるジョンを子供扱いすることなく、あくまでも対等に接する。これが普通の大人の男であれば、ジョンとの間にあそこまでフェアで隔ての無い信頼関係を築くことはできなかったはず。あれだけ強いのに、怖いどころかとても親しみやすいヒーローだ。 そして敵役のT-1000は逆の意味で設定を上手く生かしているだけでなく、液体金属という素晴らしいアイディアのおかげで、単なるサイボーグを超えたとんでもない怪物と化している。冷酷かつ邪悪、無敵の殺人機械。シュワルツネッガー演じるT-800のキャラクターと見事にコントラストを為しているので、銃で撃たれようが何をされようが後味の悪さはゼロ。 メリハリをつけながらもラストに向けてだんだんテンションを上げていく脚本も素晴らしい。ハッピーエンドに切なさをトッピングするというのは、観客の心を動かす最高のテクニックなのかもしれない。CGを使いながらもB級映画的な創意工夫を凝らした特殊効果もまた作品に魂がこもった理由の一つだろうと思う。最初から最後まで独創的なアイディアがこれでもかと盛り込まれている。 文句のつけようがない、傑作中の傑作だと思う。娯楽作品としては、ひとつの頂点ではないでしょうか。 【no one】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-02-09 05:33:02) (良:5票) |
205.すでに20年も前の映画ということが意外。時間の経過が早いのではなく、いつ見ても面白いので、過去の作品に分類されない印象です。今回も、序盤からグッと引き込まれて最後まで一気でした。ストーリーを知っていることを考えると、同じように観られる作品っていくつあるだろう…。前作の財産と、ジョンが生まれてからの時間経過を設定に活かして、最小限の説明でストーリーがずんずん進んで行く。特に序盤のシナリオでT-800とT-1000が交錯するまでが秀逸なんだと思う。リンダ・ハミルトンの肉体改造も凄い説得力でした。アンドロイドが擬似的な感情を持つあたりには、主演を引き立てるご都合が意識されて感銘を受ける程ではないのだが、ジョンとの交流がアクションシーンと同じくらいに興味深く観られることが本作の白眉なところ。前作であんなに恐ろしかったT-800を味方にして、さらに不気味なT-1000と戦わせることは、作品のスケールを分かり易くエスカレートさせる。私は「1」をB級の体裁がA級に進化した珍しい作品と位置づけていますが、こちらは最初っから押しも押されもしないA級作品という評価です。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-06-23 23:47:54) (良:3票) |
204.《ネタバレ》 子どもの頃映画館で始めてみたとき本当に、本当に驚いた。 情報を全く入れずに見たため、驚きの連続で、驚きすぎてどうしようもない恐怖の連続だった。 そもそも、サラの息子が「シュワルツェネッガーとT-1000」に追われるんだと思っていたため、ショッピングモールで挟まれたとき驚きで唖然。 あの瞬間の驚きは容易には忘れることが出来ないと思う。 巧いのはこの後サラコナーを救出するとき、サラコナーが今度は先ほど客が感じた恐怖を感じるわけで、さらに絶対的恐怖の対象が、新しい恐怖の対象に実は刃が立たないというプロット。 秀逸、巧すぎて悶絶。 ターミネーターが護衛であるという、一瞬の安堵感のあと終始追われ続けるプレッシャーが最後までとぎれない設定も余りにも作りが丁寧。 あきらめずに逃げつつも常に立ち向かうという部分がズシッとくる。最後に教訓的な物がしっかりとセリフで入っているのもわたしは良いと思う。 なかなか出来ない気づかない当たり前のことに気づかせてくれる本当に潔い映画だと思う。 基本的に、あの時代以降はこの映画の巧いポイントが台無しになってしまうような、ネタバレがネタバレと思われないような状態が普通になっていることが残念でならない。 少なくとも映画は普通2時間しかないため、ほんの数分のネタバレで多くが台無しになってしまうことだってある。 自分の要望や願望を、自分なりの作者や俳優のらしさに置き換えて「本来のイメージと違う」と言ってしまわないように、お金と時間を払って楽しむ以上余計な情報ではなくて映画本編そのものを楽しめるようにするべきと子どもの頃に学べたのが大きかった。全然この映画の内容とは関係ないけれど。 【黒猫クック】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-04-19 12:40:46) (良:3票) |
203.《ネタバレ》 数少ない1を越えた傑作。この手のアクションではまれに見るストーリーの良さ。人を殺すターミネーターに、命の尊さを教えるジョンとの心の通い合いが、またいい。この映画を初めて観たときはまだ小学生だった。後にも先にも、こんなに号泣した映画は無い。そして敵役のロバート・パトリックに感服。無表情の全速力シーンは本当にロボットではないかと思えてくるほどだ。この敵役無くして、2の良さは語れないのだから。彼の真似をして、無表情で走る練習をしていたのを思い出す。 【深海】さん 10点(2004-01-09 23:06:16) (笑:3票) |
202.何度か見る度に感動は薄れてきますが、グッとくるラストは相変わらずです。悪役でも善玉でもピタッとはまるシュワルツェネッガーのキャラクターがたまらなくいいです。冒頭に裸のターミネーターが服を強奪するシーンがありますが、この作品を初めて見たときには、前作では虫けらのように人を殺していたシュワ型アンドロイドが、妙に優しくなったような違和感を感じたものです。当時のフレッシュな気持ちを思い出しての満点評価です。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2016-02-13 01:42:32) (良:2票) |
201.《ネタバレ》 暗く、ホラー色の強かった前作から、アクションエンターテイメント性と、少年ジョンとサイボーグの交流と絆を描いたドラマ性が大きく進化しました。見て分かる映像の進歩は素晴らしく、T-1000の液体金属の描写は圧巻。リンダ・ハミルトンは前作から180度変わって見事な女戦士ぶりを披露。サラはある意味、カイルから知らされたマシンとの戦いに備えて、ジョンを守る、というよりは死なせてはいけない、という使命感が感じられ息子であるジョンにやや冷たい態度です。一方、サイボーグであるT-800は、ジョンを守る事が使命で、感情の無いサイボーグであるにも関わらずジョンに対する姿はサラよりも優しく、暖かく見えます。夕暮れの中、ジョンとサイボーグが戯れる姿を静かに眺めていたサラ。二人の対比が上手く描かれていたとても良いカットだと思います。それ故、ラストの溶鉱炉での別れは非常に切なく、涙を誘いました。エンタメ性と感動のドラマをここまで見事に描いた、他に類を見ない傑作です。 【miki】さん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2012-03-25 16:25:41) (良:2票) |
200.《ネタバレ》 これまで観たサイエンスフィクション映画の中では、1~2を争うトップクラスの作品です。映画アビスで確立した液体のCGレンダリング技術を、本作品のプロットに合わせながら巧妙に活用したILMの技術と想像力には感服。ターミネーターが床に化けたり液体窒素で冷凍漬けにされるシーンなど、意表をつくギミックが満載です。 だが、そんな「見せ場」はあくまで脇役。観客を楽しませる映像づくりに終始せず、最初から最後までピシッと筋が通ったメッセージが見事です。メッセージを伝える道具としてビジュアルを効果的に無駄なく散りばめていくところに、制作者たちの品格を感じます。 サラ役のリンダハミルトンが実にカッコいい。鍛え上げた肉体は見事に「女戦士」を表現し、そんな母親の暴走を諭す子役のジョンも、妙に大人びたところが将来の「大物」を感じさせます。 強靭な風貌のシュワちゃんも、いくつかのコミカルなシーンが功を奏してか優しさが滲み出ています。ジョンを父親のように見守り、命を投げ出して戦う・・・マシンできるなら、人間にできないはずはない・・・そう呟くサラの言葉が身にしみる。 SF映画における架空の科学技術はあくまで道具であり、「何でもあり」ではありません。確固たる世界観を鋭く伝える綿密なプロット無くしては、単なる見せ物になってしまうでしょう。生命の価値を物語るエンディングも秀逸。全体が見事に美しくまとまった、アート作品です。 【windance】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-08-02 17:47:18) (良:2票) |
199.面白すぎて、どこをほめたらよいかわかりません。 【アルテマ温泉】さん 10点(2004-03-15 00:47:51) (良:2票) |
198.シュワの“俺様、シュワ様”っぷりが鼻についたり、“1度全壊した車のフロントガラスが次のカットでは無傷”などなど、完璧主義のキャメロンさんよ、どうしたよ、というような箇所も多々あったけれど、個人的には深いことを考えずにアクションに酔えた数少ない作品の1つ。てゆうか、まあ、時効だけれど、エドワード・ファーロングが大好きだった。後に何かの雑誌である文化人が「ルキノ・ヴィスコンティが生きていたらこの子に目を付けただろうね」というようなことを言っていたけれど、確かに当時の彼は「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンにも通ずる“血の通っていなさそうな美貌”を持つ少年だったと思う。中学生当時ポーっとなっていたことを思い出す。時効ですよ、時効。 【ひのと】さん 10点(2004-02-15 15:23:54) (笑:2票) |
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197.押しも押されもせぬSFアクション映画の傑作。何よりジェームズ・キャメロン監督の妥協しない、観客を失望させない映画作りに対する姿勢を評価したい。衝撃的な前作を超える続編物を作るなんて、そう簡単に出来るものではない。本作は前作とつながりを持たせつつ、ターミネーターに感情みたいなものを入れたり、ターミネーターどうし闘わせたりと見所を満載させ、方向性と展開を大きく様変わりさせたところに勝因があると思う。前作をなぞった描写はあるが、映像、音楽共にパワーアップしており、さしずめ重厚なヒーロー物というところか。またSFドラマという側面を持ち、この救いようのない人類の近未来に於いて、親子の愛だけは唯一不変という演出も素晴らしい。オープニングシーンからしてワクワクさせてくれた。期待に応えての「服をよこせ」の傍若無人振りに、黒ずくめのターミネーター・ルック。ラストのシーンは分かってながらも泣かせてくれた。重厚な超ド級の作品に、10点満点!! 【光りやまねこ】さん 10点(2003-03-31 20:38:45) (良:2票) |
196.そう言えばまだレビューしてなかったなと言う事で久しぶりに見直しましたが、やはり面白いですね。アクション、スリル、ストーリー、ドラマ、どれもが高レベルで纏まっています。リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)の熱演やロバート・パトリック(T-1000)の恐ろしい眼光など役者陣の働きも光ります。終わり方も切なく美しく、素晴らしいです。 私の中でターミネーターシリーズはここで完結しています。別監督がこれをぶち壊しにした続編など要らんのです。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 10点(2021-03-03 14:24:50) (良:1票) |
195.この作品の素晴らしさは多くのレビュワーさん達が語りつくしておられたので、それらに同意です。クオリティが高いという事は、観た者に生きる張り合いが出来るって事か。あのストーリーならキャストだって全員が役作りに没頭したのも頷けます。リンダ・ハミルトンが憑かれた様に傭兵訓練を受けて鬼の形相になったり、ロバート・パトリックが冷酷なロボット演技の訓練を私生活でも続けたので奥さんと離婚寸前になったりといった裏話も納得。素晴らしい作品です。【ターミネーター完結編】と私は思ってます。 【役者の魂】さん [映画館(邦画)] 10点(2015-04-07 05:41:24) (良:1票) |
194.《ネタバレ》 高校生の時に初めて映画館で観てとてつもない衝撃を受けた、 これまでの人生で最高の映画。もちろんDVDでも何回も観ました。 コンピューターグラフィックスが作り出す映像の無限の可能性を この映画ではっきりと感じ取りました。 自分が現在コンピュータ関連の仕事をするようになったのもこの映画に 感銘を受けた事がきっかけです。 ガンズ・アンド・ローゼスの音楽もバッチリはまっているし、 シュワちゃんのアクション、演技も二重丸。 そして何より、ストーリーが秀逸。ラストに甦ったシュワちゃんが 登ってくる時には嬉しさで心臓がバクバク、そして最後の 親指を立てるシーンでは涙ボロボロ。本当に最高です。 【野良狼】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-08-02 02:56:47) (良:1票) |
193.《ネタバレ》 名作。何度見てもわくわく。シュワちゃんのバイクに乗りながらのショットガン捌きはよく傘でまねしたもんです。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-15 14:27:27) (笑:1票) |
192.《ネタバレ》 前作で徹底的にその存在感を見せつけたターミネーター。それが味方になるというこの上ない安心感と自然な設定、ストーリー。そして前作を上回る、これまた圧倒的なT-1000。CGの凄さにも驚かされたが、CG全盛の今見ても独特のアイディアと質感は全く陳腐になっていない。そして、普通に考えればありがちで安っぽい、少年とロボットの交流を、安っぽさなど微塵も感じさせず描いている。与えられた任務は完璧に突き通すターミネーター。劇中で様々な学習は重ねていくけれども、人を殺さないと誓った通りに誰1人殺さなかったのは、ただジョンの命令に従っただけにすぎない。本質的には人間らしさとは程遠いターミネーターの行動に、観る側はこれ以上ない程の人間臭さを感じ、ラストで涙できる。映画というメディアで、心の底から大泣きしたのは後にも先にも本作だけだ。相手が自分を決して裏切らない、こんな頼もしいことはない。それを無条件で信じることができる、こんなに安心できることはない。人を殺してはいけない、こんなに簡単で難しいことはない。全てを無機質なターミネーターが、その圧倒的な存在感で語ってくれる。ホント最高だよ、この映画。(2006/07/29 追記:これを観て10年経ってから「素晴らしき哉、人生!」で心の底から大泣きしたので前言撤回します。映画っていいですねー。) 【えいざっく】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-07-08 10:59:27) (良:1票) |
191.映画館で母と見ていた。シュワちゃんが裸で出てくる衝撃的なシーンに母は思わずこう言った「あら、やだ風邪ひくよ!」。 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-15 00:43:55) (笑:1票) |
190.アクションなのに超感動する!シュワ=GOOD、リンダ=GOOG、エディー=VERY GOOD、キャメロン=VERY DOOGさっ! 【パオ】さん 10点(2001-06-14 15:38:49) (良:1票) |
189.間違いなく、シュワルツェネッガーの代表作。ラストは、若き日の私の胸から離れません。キャメロン、やるなあ。 【くりりん】さん 10点(2000-02-21 02:15:33) (良:1票) |
188.序盤・中盤・終盤、スキがなく、非常に内容の密度が濃い。 ”これぞ不朽の名作”と呼ぶにふさわしい作品。 1作目を観た上で観ることで、サラのターミネーターへの認識の変化や シュワちゃんの”違い”もしっかり感じられて、ラストシーンの感動もひとしお。 より味わい深い。 エイリアン2などの名作も含め、80年代~90年代のジェームズ・キャメロンは 脂がのっていますね。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-12-08 10:42:44) |