1.《ネタバレ》 平成ウルトラについていけず「俺も歳食って感覚が乖離したのかなぁ」と思ってたんだが、これは涙が出た。実相寺さんの功績は脇に置いといて(笑)実際最初のウルトラマンでレールを敷いて路線を作った飯島監督が撮った以上、オールドファンである自分にとっては感慨深い物がある。バルタンの出所を知っていてのあのラスト。子供バルタン達がすべてをあきらめ、そしてかすかな希望を持って去っていく姿こそが、平成ウルトラに足りなかったコアなんじゃないかって思う。確かに古参スタッフの同窓会かもしれないが、EDロールを観るには、それと同時に古参スタッフの平成スタッフへのエールであり贈り物であり……遺言みたいなもんだったんじゃないかって思う。青春期の終りだったのかもしれない。