1.《ネタバレ》 全6作の中で最も脚本の完成度が高く、世界観もそこそこです。
監督らしくキャラクターを大事にした作品ですな。
最後の神?と対峙するシーンはちょっとショボイし物理攻撃が結構効くのが笑えますが、このシーンで
「ちょっと待ってくれ。質問がある。神に船が必要か?」と何度も繰り返す台詞がカークらしさ、
スタートレックらしさ抜群で最高。
あと神?の星の設定ですが、あれは実はサイボックの思考を反映した設定なんですね。
着陸した最初に「思った通りの場所だ」という台詞が入ります。ここがポイント。脚本で少々説明不足です。
さらに言えば「神に船が必要か?」の台詞あたりでそもそも神じゃないことが分かるわけです。
神だと思ってただけでただのクズのエネルギー体。我ら銀河系の中心でクズが叫ぶ。
わけわからんけどそれが宇宙だから(笑)
まぁ所詮銀河の星の集まりなんて結局クズなのかもしれませんね。
他に突っ込むところが無いのがこの5の優秀なところです。
脚本に隙が無いわけです。カメラワークも良い。