1000年刻みの日時計 牧野村物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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1000年刻みの日時計 牧野村物語

[センネンキザミノヒドケイマギノムラモノガタリ]
Magino Village: A Tale
1987年上映時間:222分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1987-12-01)
ドラマドキュメンタリー時代劇歴史もの
新規登録(2008-12-19)【にじばぶ】さん
タイトル情報更新(2010-01-23)【イニシャルK】さん
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監督小川紳介
助監督飯塚俊男
キャスト土方巽(男優)与き
宮下順子(女優)もん/なか
田村高廣(男優)奉行
河原崎長一郎(男優)奉行
石橋蓮司(男優)奉行
島田正吾(男優)長老
撮影田村正毅
録音菊池信之
照明佐藤譲
あらすじ
「1.稲の収穫の様子を青年達が熱く語る」「2.村に伝わる伝承や神話を、ご老人が方言で熱く語る」「3.俳優を起用した時代劇的小話」が主軸の構成。監督、小川紳介が山形県は牧野村(マギノ・ムラ)に移住し、執念で取り上げた土着ドキュメンタリーの金字塔である。
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1.《ネタバレ》 太陽の運行のショット。稲の生育や受精のショット。それら、膨大な時間と手間暇をかけた映像は生活と一体化した見事なスペクタクルである。

土器の発見から始まる遺構の発掘のエピソードなど、偶然の要素が生活=映画の中に取り込まれ、発展し、映画を豊かに形づくっていくのが凄い。

神主さんの祝詞の響きや、みねさんと呼ばれる女性の延々と続く味のあるおしゃべりがなんとも魅力的でまるで聞き飽きない。

村民が協力して演じる五巴の一揆のエピソードでは、長回しのショットで各々が拙いながらも順々に台詞を披露していく。
懸命に練習して台詞を覚えたのだろう、そうした画面には表れていない時間と努力がダイレクトに伝わってくる。

学校の校庭で学生たちの生演奏が始まると、クレーンが上昇し、出演した村民の方達が輪になって名前を名乗りながらカメラの前を歩いていく。
連帯感に満ちた、ハートフルで何とも素敵なエンディングである。
ユーカラさん [DVD(邦画)] 10点(2017-01-06 00:02:57)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
1150.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
10150.00%

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