3. シシー・スペイセクとトミー・リージョーンズが、これほど素晴らしい作品出演しているとは知りませんでした。
シシーの父親との約束を簡単に破って、ロレッタを殴ってしまうトミーですが、最後まで、ロレッタに対する愛を貫き通すところに胸が熱くなるテーマを感じさせます。。
これが「映画」なんです。ドラマなんです!
カントリーミュージックが浸透していない日本で、私は最近、アリスン・クラウスとういう歌手を知ることが出来ました。
一昨年、レッド・ツェッペリンのロバートプラントとコンピレーションアルバムをリリースして、アルバム・オブ・ジ・イヤー・グラミーを獲得したので参考までに聞いてみてください。
ところで、シシーは何故歌手活動に転向しなかったのだろう。
映画で歌うシシーは、プロの歌手そのものです。シシー本人が歌っています
シシー・スペイセクといえば、「キャリー」が有名ですが、本作を観賞して、見方を変えていただけると嬉しいです。
因みに、本作のモデルとなったロレッタ・リン。HPを見ると、まだ健在なんですね。それに映画のシシーと雰囲気もそっくり。
ロレッタからの制約もあったのでしょう。レイ・チャールズのような悲惨なシーンは少ないですが、タイトルがダサいけど、見る価値「大」の傑作です。