赤い風船のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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赤い風船

[アカイフウセン]
The Red Balloon
(Le Ballon Rouge)
1956年上映時間:34分
平均点:7.89 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
ファンタジーファミリーショート(短編映画)
新規登録(2003-07-26)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-06-04)【マーク・ハント】さん
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監督アルベール・ラモリス
キャストパスカル・ラモリス(男優)パスカル
脚本アルベール・ラモリス
音楽モーリス・ルルー
製作アルベール・ラモリス
編集ピエール・ジレット
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4.この作品に関しては語る言葉を知らない。ただただ、泣けてしょうがない。特にラストはもう、いたたまれない気持ちになる(嬉しいんだか悲しいんだかわからない。とにかく泣ける)。何が何でも子供に見せたくなったので、4歳の娘と一緒に観る。娘も、喜んだり怖がったり、夢中になっておりましたよ。さらには0歳の息子も巻き込んでみる。うーむ。さすが反応は乏しいが、いやきっと、0歳なりに何かを感じているに違いない(ホンマかいな)。まだ観てない方は、とにかく観てください。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 10点(2010-04-05 22:54:45)(良:2票)
3.スクリーンに投影された本当の「ファンタジー」映画。
Nbu2さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-07-15 12:28:15)
2.《ネタバレ》 まるで上質の絵本のような作品です。まず「ここなんて町?」と知りたくなります。パリのモンマルトルと分かるとただ下町の雰囲気や匂いを満喫するのみ。安っぽいアニメーションで作れそうだけど、やめて下さいね。それにしてもなんて可愛くてお茶目な風船なんだ。出会いのシーン、あれは男の子が風船を助けたんじゃなくて、絶対風船が男の子を待ってたんですよ。その後も男の子の気を引こうとすれすれのところで身をかわしたり、隠れてみたり、教室や教会に入り込んで追い出されたり、あの女の子の青い風船とのシーンは40秒しかないのに映画史上屈指の名場面になってます。あんな友達と一緒なら憂鬱な雨降りが楽しくて、思わず雨上がりの町を一緒に駆けていきたくなりますね。大詰めなんて悪ガキ達が極悪人に見えたほど(苦笑)。男の子は手を離したのに風船は彼を心配して遠くへ行けない、その結果当たったパチンコが致命傷でゆっくり地面に落ちていく。子供の世界じゃこんな大変なことが起こっているのに大人から見ればただ風船をめぐって子供が無邪気に遊んでいるようにしか見えないんですね、特に常識ある立派な学校の先生は。そんな先生に対し、風船は仕返しするわけでなし、軽~く頭を小突くだけというところが素敵です。こんな風船はけしからんと捕まえようとする先生から痛快に身をかわし、今度は見ないフリしますが風船は見透かしたように彼の後をついていきます。「こりゃ一体なんだい?」「いや、なんでもないんだ。ではまた。」そんな会話が聞こえてきそうで生真面目先生すら微笑ましく映ってます。風船を殺した悪ガキたちに対しても同じ、仕返しなどしないで、風船の死を悼む男の子の元にだけ大勢で集まり、一体感に包まれながら空へ浮かび上がる。この映画に理屈も台詞も必要ないし、映画に特にラストにどんな解釈をするかは各人の自由です。少なくとも妙に懲りすぎる最近のアニメやファンタジーが持たない素晴らしさがあります。本当に風船に演技させた作家のラモリス監督の手腕と人情味豊かな古き良きモンマルトルが見事に融合していて、子供のうちは勿論、大人になっても手元に置きたいと思わせる絵本です。
くなくなさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-22 06:19:07)(良:1票)
1.少年と青い風船を持った女の子とのランデブーなんか何度見てもかわいくて好きだな~。風船の赤が鮮やかなカラー画面、雨上がりの石畳をこちらに走ってくる少年のシルエット、狭い路地を走る少年と赤い風船の一体感、逆光に透ける風船に囲まれた少年の表情・・・本当にいいですね~。唯物的であるはずの風船のこれほど豊かな表情は、そのへんの役者の喜怒哀楽に満ちた表情よりどんなにも優しく純粋で心温を感じさせてくれます。「風船のような軽やかな気分に浸ること間違いなし」とアドバルーンをあげておきます。
彦馬さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-06-28 12:59:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 7.89点
000.00%
100.00%
200.00%
312.13%
412.13%
512.13%
6612.77%
7510.64%
81327.66%
91634.04%
1048.51%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.25点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 9.00点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
脚本賞アルベール・ラモリス受賞 

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