1.《ネタバレ》 3/8 特典映像付のblu-rayを購入し、既に3回くらい鑑賞。キャストが対談で好きなシーンは何か聞かれて、長澤まさみが光石研が豹変するシーンと答えていたのが良かった。私もあのシーン好きなので。
劇場を含めこれだけ繰り返し見てしまうほどハマッたという事でもう10点でいいよ。
人によっては退屈な映画かもしれないが、普遍的な物語に宇宙人という非日常なモノを掛け合わせる事でこんなにも面白くなるのかと思ったし、単なる侵略モノに終わらず、夫婦の愛がテーマになっていたり(クライマックスでの長澤まさみと松田龍平のやり取りのシーンは素晴らしい。凄い演技。)、黒沢清の徹底した画作りだったり、とにかく隙の無い映画だった。
9/25 2度目の鑑賞。(他に観たい作品あるのに何故かまた観てしまった。アホだ・・・)
初見時点数4→翌日6→今8
これは2回目から面白くなるタイプの映画だったか。
いや、初見時期待感を上げ過ぎるとこうなる事がある。よくある。
とにかくこうなtって来るともう松田龍平が宇宙人にしか見えないよね。
あんなにマッタリした感じで本当に侵略する気あるのか?と疑問に感じるのは変わらずだが、少女に寄生した宇宙人は気性が荒い事から、彼らにも色んなタイプがいるんだなという事で納得する事にした。
ジワジワと異変が起きていることが分かる展開はゾクゾクするし、かといってシリアスすぎず、全体的にコメディタッチなのが絶妙!突然画面が暗くなって不安を煽ったり、病院での長回しによるパニック描写などは黒沢清らしくて好き。
光石研の「キーーン」は何回観ても笑える。ここだけで10点やりたいぐらい。