6.マルコムは言う。「アメリカがある前に我々は黒人だった」と。ブラックパワーが爆発した60年代の中で最も本質を突いた言葉を唱え続けた男、それがマルコムXだった。 今さら"過激だ"なんて言わせない。本当のアメリカを知りたい全ての人に薦める一作。 【J.B.】さん 10点(2003-12-03 02:03:01) (良:1票) |
5.基本的にスパイクリーの映画はファッションが最悪。しかし、この人はひどくその題材で映画を撮りきる事にこだわるので別にいいや、とも思います。興行的に失敗する事を恐れずに、こういう映画をこだわって撮る黒人監督は実質もういなくなってしまいました。寂しいです。 【セクシー】さん 10点(2003-11-08 13:18:09) |
4.スパイク・リーの渾身の一作!マルコムが、活動家となる経緯から、彼の死までの半生を描いているので、かなり長い作品に仕上がっていますが、デンゼルによる白熱の演技に引き込まれてしまいました。人生を懸けて、人種差別という問題と戦っていくマルコムの姿に、勇気を与えられました。自らの死を予期しながらも、最後の演説に向かうシーン、同じく、若くして命を失った、黒人スター、サム・クックの名曲"A Change Is Gonna Come"を流すあたりも、すばらしい演出だと思いました。 【もっちん】さん 10点(2003-05-12 22:31:27) |
3.このビデオを見たきっかけは、ウィル スミスの「Ali」。この映画でマルコムXの存在が私にとってにわかにクローズアップされてきました。これと同時に「ミシシッピー バーニング」も見ましたが、white raceとcolored raceのアメリカでの深い深い問題にこれまでになく心底考えさせられました。で、無知ゆえの愚かな疑問ですがお許しください。どなたか教えてください。ブッシュ大統領があれほどイラク攻撃に意欲を燃やしているのは、有色人が神であるイスラム教を国教としている国だから?タイムリーにそう感じてしまいました。 【ビデオ好熟女】さん 10点(2003-02-17 14:02:04) |
2.大作!傑作!名作!この映画は黒人活動家としてのマルコムXを描いた作品でもあるけど(で、その部分もすばらしいけれど)、一人の人間が、失っていた誇りとアイデンティティーを取り戻すという作品としても観られると思います。最初の刑務所に入る前の部分が長いなあと思ったのですが見終わった頃にはほとんど気になりませんでした。というか彼がなぜ「マルコムX」になったのかを描くのに必要だったと思います。キング牧師と比べ過激なイメージのある彼ですが、この映画を見ると(もしくは彼について書かれた本を読むと)ものすごくまっとうで知性的な人だったんだなあと思います。確かに極端に思える意見もありますが(白人は悪魔、とか)当時の黒人の状況を想像すると、そのくらいの強烈なカウンターパンチも必要だったんじゃないでしょうか?今でこそ黒人みたいにするのがかっこいいという風潮もありますが、当時は縮れ毛をまっすぐにしてなるべく「黒人(ニガー)」らしくないように見せようというのが当たり前だったのですから。等といろいろ考えさせる映画ですが、ラストを見終わったときに思ったこと、それはスパイク・リーのマルコムXに対する愛とリスペクトです。 【ぐるぐる】さん 10点(2003-02-14 19:42:15) |
1.ちょっと待ってよ。コメントに人たち何なの長過ぎ、良くわからなかったとか、私も詳しくは理解できてないけど(笑)少なくともマルコムXの生き方とかすばらしと思ったとか書きなさい!ホントマルコムXやキング牧師のような人たちがいてもなお人種差別は、無くならないこの現実は何なんでしょうか?平和に世界の人たちはいきてゆけないのでしょうか?ホントに悲しくなりません? |