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にっぽん昆虫記

[ニッポンコンチュウキ]
1963年上映時間:123分
平均点:7.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-11-16)
ドラマコメディモノクロ映画
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タイトル情報更新(2025-01-16)【Olias】さん
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監督今村昌平
キャスト左幸子(女優)松木とめ
岸輝子(女優)松木りん
佐々木すみ江(女優)松木えん
北村和夫(男優)松木忠次
小池朝雄(男優)松木沢吉
露口茂(男優)本多俊三
吉村実子(女優)松木信子
桑山正一(男優)小野川
殿山泰司(男優)班長
榎木兵衛(男優)若い衆A
青木富夫(男優)東北本線の客A
高品格(男優)東北本線の客B
久米明(男優)取調官
河津清三郎(男優)唐沢
北林谷栄(女優)蟹江スマ
春川ますみ(女優)谷みどり
長門裕之(男優)松波守男
平田大三郎(男優)
東恵美子(女優)
炎加世子(女優)
脚本今村昌平
長谷部慶治
音楽黛敏郎
撮影姫田真佐久
製作日活
配給日活
美術中村公彦
編集丹治睦夫
照明岩木保夫
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2.《ネタバレ》 2度目の鑑賞になる。
東北の寒村で生まれ育ち、東京に出て女工となった女が不倫、新興宗教、売春経営・・・と次々と身を持ち崩していくかにみえて、図太くがめつく生きていくさまを激動の近現代史を反映しつる描く力作。
 泥水をすすり、血を吐いて七転び八起きの人生を歩んできた主人公・とめだが、そこは今村作品だけにそれほど悲壮感はなく、むしろユーモラスささえ醸し出しているのは、左幸子の飄々として太々しい存在感に負うところも大きい。
 せわしない商業主義の下、大の大人たちが騙し騙されというまさに生き馬の目を抜く都会の人間模様。それは明治大正あたりで時計の針が止まってしまったような前近代的な風土の色濃く残る(近親相姦も含めて!)、とめの故郷との絶妙なコントラストになっている。
 そして魑魅魍魎のひしめく都会に母を追って出てきた信子が肉体を武器にパトロンからまんまと大金をせしめ、自分の夢を実現する資金に充てる。つまり、世間を出し抜くという点で一番上手をいったのが、ウブな小娘であった信子というのも面白い皮肉である。
 こうして、いかに人間が欲深くて往生際の悪い「動物」であるかを赤裸々にえぐり出すことで、とどのつまりはタイトルにあるように「昆虫」並みに地を這うかのごとくしぶとく生息している存在なのだという痛烈なメッセージはしかとインパクトを放って、脳裏に焼き付く。
あやかしもどきさん [DVD(邦画)] 10点(2025-01-16 01:23:05)
1.戦後の激動のなかで幾多の波に揉まれながら生きる女の人生が激しく、そして、なんともいえない妖しさに包まれ描かれている。また、奇妙な音楽と静止画像の連続がその世界の創造に大きな効果をあげていると思った。しかし、なんといっても一番は左幸子のやばい演技に尽きる気がした。凄いです。
たましろさん 10点(2004-01-01 12:31:28)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
217.69%
300.00%
400.00%
517.69%
617.69%
7215.38%
8538.46%
917.69%
10215.38%

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