27.《ネタバレ》 ブラックコメディの傑作。カフカ的な世界観。傑出した美術。効果的なノンキなインサートされる曲。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-12-30 20:56:51) |
26.《ネタバレ》 誰が何と言おうとギリアムの最高傑作。で、マイベストムービーの1つ。私には至福の2時間です。これこそが映画の世界。さぁ、みんなで行こう。夢のブラジルへ~。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-04-25 21:41:04) |
25.やっぱりよい。数年前はじめてみたとき衝撃を受けた映画だが、ここに書くときは、もう一度見てから書こう、と思っていた。 改めて見直して、バッドエンドだということはわかっていたけど、なんだか全編が夢のような映画です。ながーい夢が最後のシーンでやっと覚める。 自由(すぎる?)な発想とその映像化。テリーギリアムの映画はいつもこれを念頭において期待するけど、これをなかなか超えられない。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-14 01:00:33) |
24.《ネタバレ》 私の中で、見終わった時の衝撃度、ベスト3の一本。テーマ曲の陽気な「ブラジル」を聞く度に悲哀を感じる。上司にくっついて、歩き回る役人達。主人公が拷問を受けるシーンの圧倒的な映像(発電所らしい)。あまりに悲しいラスト近くの鏡。管理社会というテーマを超えて、デザインされた映像がすごい。伝言娘も好き。テリーギリアムの最高傑作。万人受けは絶対しないと思う。はじめの15分で入り込めなかったら、やめたほうが良いかもしれない。 【ブタノケ2】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-26 01:37:25) |
23.《ネタバレ》 私の中で最初に見たと言ってもいい、BADエンディングの映画です。 でも、バックに流れるブラジルの歌が良いですね。 見ているこちらはBADエンディングでも、主人公にとってはとても幸せなこれからの人生があるということと、この曲が合っていると思います。 結局、自分たちが良いと思っても、客観的に見た場合、悪意あるなにかに踊らされているかもしれないってことかな? 大好きな映画ですね^^ 【ほ~り~ぐれいる】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-09 20:34:06) |
22.《ネタバレ》 自分からは何もせず周囲に流されるままに生きている男が最後に追い詰められ、現実から逃げ出す。ストーリーはそんな風に受け止めました。ここで現実に向き合ってタフに生きている人たちはみなどこか変で少し狂っている。どこにもまともな人間はいないことが観る者を不安にさせる。自分には管理社会の恐怖というよりも現実という恐怖に見える。多分ここには肯定も否定もない。それをギリアムの脳内フィルターを通したのがこの映画なのだと思う。 【アホをどり】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-09 16:56:56) |
21.この映画を作るにあたっての監督の最初のイメージ”工業地帯の近くの汚れた黒い砂浜は、とてもきれいな黄昏に満ちて、どこかのラジオから懐かしいメロディーが聴こえて来る”というのを映画を観ただいぶ後に読んで超感激した。やはり!!それは、私がこの作品をみて抱いたこの映画のイメージどうり!人生のなつかしさ、さびしさ、せつなさを全てあらわしていたから。 自分の理想の女性と結ばれ、しあわせに長く添い遂げる。空を自由に飛び回り、抑圧された未来社会から解放される。しかし、大抵のひとの人生は思いかなわず、凡庸でまたは非情で、夢は幻で一生を終える。70年代、小6のころ、日本からはるかかなたの真裏はブラジルあたり、というのを知った私はすぐにブラジリアの未来都市のことを知り、その写真、超モダンな建築郡、リオのカーニバル、霧の中山頂のキリスト像、おもいを遂げられないテレビの中の綺麗な年上の女性(梅田智子だ!)への思いにたそがれ、あこがれ、いつのひにか、と切望し、今現在も常にさすらっています。ハリウッドと喧嘩して、私にとって最高のラストを用意してくれたギリアム監督ありがとう。(ここで涙) ””時はながれ、ぼくは新しいことに手をつける。でも、ぼくはまたいつか帰る。 あのなつかしいブラジルへ、、、””わーん悲しいよーせつないよ!でも人生は最高です。映画は、すばらしいイメージだ。追加!子供のころ”ウルトラセブン”の”なんとか惑星”の回の未来都市の風景と、その寂しいお話をタイムリーに大好きで、同時に当時(5、6歳のガキが!)感じた非常なせつなさは、無力感は、心地よさは、この作品を大人になってみた時のせつなさに非常に相通じるものがある。こういうようなものを、感覚を、眠っている時に我々が見る”夢”の変わり、代用にわたしは”映画”を捜し求めている。人は見たい夢をみることができないから。ラスト近く。整形ばかの母親 の葬式に入ってゆくところの音楽はすばらしいし、その後、ラストまでの怒涛の展開はまさに、”悪夢!!!”そう、”わたくしのイメージする悪夢”そのもの。でも、観た当時に思ったことだが、”ブラジル”とは、ブラジリアを指すか?はたまたリオか? また、この作品には、”ブラジル”のメインテーマ音楽ではなく、、、、、、アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ!”が最適である! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 14:57:38) |
20.エンディングの曲が始まったとき、思わず「えっ、終わり?!」と叫んでしまった。 まさに悪夢。すごすぎる。 【RITA】さん 10点(2004-06-02 02:12:32) |
19.当時中学生だった私の胸は、この映画によって打ち抜かれました。この映像美、この世界観・・・。シニカルな話で飾ってはありますが、よく見るとただのラブストーリーです。でも、ギリアムの唯一無二の映像を作り出す力に圧倒されました。合うか合わないか、一度は見て体験してほしいです。 【のはら】さん 10点(2004-01-11 22:40:20) |
18.最近益々世の中この映画っぽくなって来た感あり。シワとり整形も今やかなりポピュラーだしね。美術も音楽もクール、モンティ・パイソン風味のブラック・ユーモアも冴えてる。それを最期までやりとげたのがこの傑作。途中で迷走すると「フィッシャーキング」みたく駄作になる。 【黒猫クロマティ】さん 10点(2003-12-04 14:23:56) |
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17.主題歌がラストシーンとこれほど喧嘩して強い印象を与える映画は無いと思う。 【セクシー】さん 10点(2003-11-08 13:34:31) (良:1票) |
16.ギリアム監督の最もギリアムワールドが出ている映画でしょうか。ファンタジックでありながら現代社会を風刺したブラックユーモア満載でとても好きな映画。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2003-09-12 15:52:45) |
15.こういう皮肉ったコメディ大好き。映像もイイ。 【なかなか】さん 10点(2003-04-28 03:36:19) |
14.主人公の管理社会と自分の心の葛藤がほんとにうまく表されている。映像も今までにみたこともないような世界だし傑作中の傑作 |
13.全編に流れるブラックユーモアがいい。「番号で注文してください!」のウェイターや、整形しまくりの母親とか、人間の良心といったものを微塵も感じさせない世界がたまらない。映像もいいし個人的には最高の一本。 【one】さん 10点(2003-01-16 02:16:14) |
12.厳格な管理社会の中でロボットの様な生活をおくる人間が、唯一夢の中で人間らしさを感じる。夢の中の女性に突き動かされるも、最終的には夢までも管理されてしまう。未来世紀には人間性の残される余地は有るのだろうか? 【ヨシオ】さん [地上波(字幕)] 10点(2002-11-15 00:01:50) |
11.怖かった。最後らへんが特に怖かった。ラストまで見てやっとなんでブラジルかわかった。その曲が異様な世界にぴったりマッチしてて鳥肌が立った。セットがすごく芸術的やった。でもSFっていうよりはホラーかオカルトやと思う。 【rururu】さん 10点(2002-07-16 21:45:39) |
10.とっても面白い。世界観が最高です。あーカッコイィ。 【ヤチ】さん 10点(2002-06-15 06:44:44) |
9.学生時代に衝撃を受けた映画。オーウェルの『1984』へのオマージュなんだろうか。ハイテクを使わず、タイプライターやダクトを使ったのも一種の風刺でしょう。パソコンとインターネットで便利になったと思っているけれど、一皮むけばすぐクラッシュするOSやハードディスク、よく分からない配線の嵐に結局使われているだけじゃないかな。ギリアムの『バロン』も好きだけれども(あれは啓蒙主義に対する皮肉)、今ではこういう社会風刺すら使いつくされてしまった。 【モリブンド】さん 10点(2002-04-19 15:45:30) |
8.未だに、これ以上の映画に出会ってない。生涯ベスト3に入るであろう作品。あの世界観がたまらなく好き。しかし生理的に受けつけない人も多いのかな・・・。悲しいことである。 【てぃみお】さん 10点(2002-01-18 13:38:46) |