1.《ネタバレ》 こういう映画が成立するってことは、現実のアメリカではこういう心情を持つ女性が実在するということか・・・・。わからん。実にわからん。理解できないから共感もできない。今まで自分が生きて、みて、聞いて、読んできた「人の道、道理」ってものが全く成り立たない世界。カフカやカミュを読んだときのような「ムズムズ」する嫌な感じを長時間、味わうはめになった。バリに行こうがどこに行こうが、彼らにとっての「人間界」は白人社会だけなのだと、あらためて知ることができた。さらに主人公の女優が年増で醜悪だ。