1.《ネタバレ》 ピッタリ「いろんな人に警告したい映画」という印象だったので2点。・・・だったけど思い出すとムカついてきたので1点へ変更。①長すぎる。140分もいらない。この薄~い内容なら40分は削れるでしょ。②繰り返される主人公のドヤ顔にうんざり。ご都合主義に守られてるにすぎないのに(死んだ女性を証人としてあの世から連れてくるとか、なんだそりゃ?舐めてるの?)。父親みたいになりたいなら、なぜああもふざけられるの?真面目にやれよ。③本筋が全然少しも全く面白くない(裁判ものは大好きなんだが)。先を知りたい気分がまるで湧かない。④空気が軽すぎる。殺人罪で起訴されている被告ですら軽い軽い。緊張感ゼロ。全体として場違いなコメディの空気に満ちている。また、コメディ映画としても笑えるものではない。⑤おかげで恒例のカメオ出演の寒々しいこと。氷点下ですわ。⑥オチで駄目押し。一番会いたい人?そんな強い思いがあったとは見えない。尺が長いのに説明不足とは恐れ入る。⑦三谷氏は低予算で良い映画を作るのを自分に課すべきではないか(俳優へのギャラが馬鹿高なんでしょうね)。年を経て大御所化するにつれ駄目になっている気がする。初期古畑やラヂオの時間はすごく面白い。今とはまるで別人が作っているよう。