1.《ネタバレ》 原作が抜群に良くて、現代の特撮技術なら、誰が撮ってもそこそこに仕上がるのは当然。元々、実写化に向いてる作品だとも思う。それにしては、この点数は低いくらい。まあ、長編漫画を映画の2時間弱で表現するのは大変だろうが、それでも原作は単行本10巻と、映画は前後半使えるのだから、もうちょっと夫々のキャラを確立させてからクライマックスへ導いて欲しかった。やはり山崎氏は脚本に絡むべきではない。Aが警官の必要性は全く無いし、母親が乗っ取られ、復讐に行くまでも展開早過ぎ。かなり早い段階でパラサイト達が組織化され綺麗なアジトも、話が分かってる者なら、頭の中で消化できるだろうが、全く別のニュアンスで描かれてる感じがする。
加奈やツッパリ連中が登場しないのも、新一の成長が実感出来ないし、あっという間にスーパーマン化してる気がする。省略部分は好き嫌いあるだろうが、島田よりもむしろツッパリ達との攻防の方が自分的には大事。
まあ、パート2のラストで、新一が彼女を殺人鬼から救うシーンで、普通に描いてくれれば、自分の場合たぶん泣くだろうと思うが、そうならないようでは、やはり失敗だとしか思えないだろう。評価は数カ月後。
後半見てガッカリ。ラストがあれでは全部ぶち壊し!山崎のアホ!!