1.《ネタバレ》 この映画は主人公がいやなやつだ。街中でスナイパーが関係ない人を巻き込んでしまいそうなため、撃つのに躊躇するシーンで、「さっさと撃て!」と指示するクルーニーにいやーな気持ちになった。戦争を憎む犯人に対してクルーニーが「俺たちの戦争じゃない」と軍人の癖に平気な顔して言うのがいやだった。あれだけの人が死んだりしたのに、金持ちキッドマンが誰もいない大きなプールで1人で優雅に泳いでいたり、あんだけ人殺しといて平気でキッドマンを口説きにかかるというラストシーンはまったく好感がもてなかった。こんなシーンをラストに持ってきて何が言いたいのかさっぱりわからない。犯人があんまりかわいそうだ。この映画を通して、アメリカがますます嫌いになった。唯一サントラだけがよかったので1点。