1.《ネタバレ》 げ~~~~っ! なんだ、これ! よくもまあ、こんなつまらん映画にできるもんだ! 古厩智之??? 誰それ? もうね、断言してしまってもいい。俺、このカントクの映画は一生観ない! よく考えてみなさい。貴方が扱っている題材は、かの理数系甲子園のロボコンだぞ? 弱小クラブが全国制覇するまでのサクセスストーリーだぞ? 問題児達が一丸となって戦う青春物語だぞ? 誰がどう撮ったって絶対に盛り上がる題材じゃないか! まずもって演出が下手すぎる! 役者達のあんな演技にOKを出してしまうカントクの姿勢(もしくはセンス)によって、役者達の「やる気」が、どんどん削がれていってるのが観ててハッキリわかる。生徒達の感情の動きが全く描けていない。道具としての「合宿の使い方」が全然考えられていない。「今日がずっと続けばいいのに」??? クサすぎ!! 「学園祭直前に夜の教室で感じたワクワク感」なんて微塵も表現できてないのに、そんなセリフだけで感情移入できるか! ラーメンを食う生徒達のマズそうなことマズそうなこと(- -;) 全国大会で戦っているという「熱」が全然伝わってこない。というか、アナウンサーも観客もライバルも、もっと言えば、この映画を製作しているスタッフ達までもの「熱」が全く感じられない。カタルシスの欠片も感じ取れない。どうでもいい父親のシーン入れるくらいなら、知略戦というゲーム性なんかをもっと見せろよ! 次、編集。こんなかったるいカットワーク、初めて観たぞ。ショットの切り替えのテンポとか考えたことないんだろうな、このカントク。無意味に長いワンショットが多すぎる。だら~っと回して一言、また、だら~っと回して一言。で、その一言の後も無意味に回す。メリハリの欠片もない。ワンシーンワンシーンを半分くらいに切れるはず。カメラワークとひっくるめてダサいの極み。 ついでにBGM。あんたは選曲のセンスもないんだね。「なんで、ここでこんなBGMなの?」 だからいつまでたっても全然盛り上ってこない。 あと、脚本。なんでそんなことをセリフでいちいち言わせなきゃならんのだ! 映像で見せろよ! あーーーっ! くそー! もういいや! とめどもなく批判してしまったけど、こんなにセンスのない映画が許されるとは、日本映画界の未来は暗い。と、そう断言してしまいます! 結構期待してただけにチョーがっかり。ムカついた。