1.くだらないの一言。原作を完全に無視している劇場版3部作ですが、その中でも本作は最悪に近いです。どうしてもあだち充作品のアニメ化って難しいみたいですね。本作では恋に悩み、弟の死を引きずり続ける主人公ですが、原作ではこの2年生で、“ノーヒットノーラン”で負けるって言う、水島新司先生でもビックリって言う試合が用意されていたはずなのに全く活かされていません。それに2時間もない上映時間内に巧くまとめなくちゃいけないのに、間延びした台詞回しは許せるものではありません。とにかくだるくて臭い作品にがっかりです。