7.《ネタバレ》 内容が内容だけにベタになってしまうのは仕方がないのだが、
もう少しどうにかならないものか?
ヒロインを捜して秋葉原を駆け回り、派手に転倒。
目の前に突然ヒロインが現れ、そのまま往来のど真ん中で・・・って。
素人でも書けそうなセンスのない脚本には唖然呆然としてしまう。
この映画の一番のポイントは、インターネットの住人達からアドバイスを受けながらも、
彼らもまた主人公から大きな勇気をもらうという部分なのだろうが、
時間の関係上、ネットの住人はたった4組しかおらず、
観てるこっちは勇気をもらうどころか寂しくなったよ。
小説、映画、ドラマと、相乗効果を狙った完全な商業ベースの作品で、
最後のシーンなどはその典型的な例。ドラマの方も観てね、という宣伝なのだろうが、
まったく意味のない演出。こういう場面を見せられると、評価はまた一つ下がってしまう。
許容範囲の広い若者向けの映画だね。