1.《ネタバレ》 ちょっと前ですが試写会当たったので兄と観てきました。
正直申し訳ないですがつまらなかったです。
別に9.11に思い入れがある訳でもないのが原因か?
どっちかというと、その後貿易センターで死んだ人の数以上犠牲者出しながら更に4万人殺した戦争と、
おかげさまで欧米とその周りの世界に波及した、テロの実行と都会のど真ん中に住んでる事で危険度が高くなったことのほうが思いいれが強いです。
話は逸れましたけど、初めの30分で結構見所が多くて疲れました。
崩れる貿易センターとそれを見上げる警官達や、情報が錯乱してなにが起こっているのかわからず混乱する様はよく出来てて凄いと思います。
ただ、その後は間眠くなるほど中だるみでした。
崩れた瓦礫に埋もれた警官と、安否を気遣う家族、回想、その後の展開に繋げるシーンがぐるぐる廻るんですが、
世界中の人がテレビで貿易センターの崩れた様子を観て悲しんでるシーンとか、幸せな回想シーンなんかが安っぽく見えて白けまくりです。
救出にかける、後の1時間は「俺たちは正義の為に一丸となって助け合い出来るんだぜ」というのがわざとらしくて更に白けました。
本当にこうだったっていうのをリアルに表現したらしいですが(観た後で知りました)、
悲しかったんだぞー、ドラマにしよう、美化しよう、っていういやらしさが見えるのは気のせいですか?
キリストがペットボトル持ってるのはリアル?
あとコレはワールドトレードセンターにする必要あったのですかね?9.11を題材にしてるのにこのミクロ感は…逆にそれがいいのかな?
映画見終わった後の二人の第一声が「ただだから許せるよな」。
これに感想が凝縮されてました。