1.隕石がロシアに落下して世界中が大騒ぎした翌週に放映することを事前に決めていたとは、『ザ・シネマ』の編成担当者は神のごとき予知能力の持ち主なのか! もっともこれは、小惑星が地球に最接近するのが判っていたので、それに合わせただけのプログラムだったのかもしれませんが。それでも、『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』じゃなくて『メテオ』をチョイスするところがなかなか渋い(笑) さてさて、本作は70年代を代表する底抜け超大作のひとつで、観返してみてもやっぱりバカな脚本とショボい特撮にはただ笑うしかありません。だいたい、NYのATT本社ビルの地下に核ミサイル搭載衛星のコントロール・センターが何であるんですかね? その理由が「うえには通信設備が整っているので便利だったから」と、真面目な顔で説明されても観てる方としてもどういう反応をして良いか困ってしまいます(笑) 恐ろしいのは、本作が『スター・ウォーズ』より2年もあとで製作されたということでしょうか。