10.《ネタバレ》 ファンタジーやギャグと悪ふざけの区別がつかなくなってるのは、日本だけかと思ったらそうでもないんですね。笑えない悪ふざけを見させられるほど虚しいものもありません。
蜘蛛型のロボットによって代表されるいろんなガジェットは結構面白かったし、他の方が少し触れていた、連邦主義と反連邦主義の関係なんかも興味深い。あるいはメキシコから「奪い取った土地」なんて表現はアメリカ映画にしてはまれなくらい良心的。
しかし、突然、なんの前触れもなく調印会場に現れた悪趣味極まりない女装の主人公に、敵が魅了され隙が生じるとか……あまりにくだらなくてそれまで見てきたことを後悔しました。