3.《ネタバレ》 他レビュアー諸氏の「パシリム好きなら観てみては?」と言う類のレビューに乗せられて観てみました。
が、いや~、面白く無かった。
古今東西世界中に散乱する「C級に限りなく近いB級映画」の一つでした。
模型(かなり大きいサイズの筈)を駆使した特撮シーンは往年の日本特撮物と言う感じで悪くはなかったけれど、
肝心のストーリーがとにかく面白く無い。
この手の作品で物凄く重要な悪役/敵役に全く魅力が無く、誰と何のために戦っているのかも良く判らなくなる始末。
緩急のバランスが変でグダグダな展開や、棒読み台詞の応酬も有り途中から観るのが辛くなって来ました。
「ヒドゥン」の様に、特撮シーンがが少なくても面白い作品は有る訳で、やっぱり一番重要なのはストーリーなのだと再認識した次第です。
唯一の救い(?)は、恐らく「本作出演を持ってハリウッドに、そして世界に羽ばたいてやるわ!」と言う思惑が見え見えの
外人俳優さん、その名もブレンダ・バーキの存在。
何だか妙に美人な方で、出番は少ないながらも印象に残った女優さんです。
レプリカント役など似合いそうでしたが、本作以降の出演歴を見ると残念ながら世界の一部にしか羽ばたけなかった様です・・・