2.原作は知らないけど能年さんが役を背負い切れてない気がします。
エンディング曲の尾崎豊よろしくの世界観の女性を描きたいとするなら
能年さん、繊細さはあると思いますが、
いかんせん暴走族の総長の女としては力不足でしょうかね。
「人生は夢だらけ」のようにキラキラした役柄なら不満もないでしょうが
この役を演じるのであれば元々持つキャラクターを一皮脱皮しないと苦しい気がしました。
そもそも暴走族というテーマなのに常に繊細さを強調しようとしすぎて
時間が長くてしんどい。素人の感想ですが一辺倒な世界観ではなく
暴走族なら、もう少し荒々しい部分も表現された方がメリハリが付くんじゃないでしょうか。
作った人には申し訳ないですが私にとっては何の見所も収穫もない映画でした。