1.《ネタバレ》 この手のアメリカンコメディはハマれば滅茶苦茶楽しいのだけれど、本作の場合、個人的には原語で理解出来ないのは勿論、アメリカとカナダの事情やら背景やら何やらも良く知らないので、小ネタとかはまるで理解出来ず殆ど笑えなかったです。
聞けば監督とジョニーさんの前作のスピンオフのようですけれど、確かに出演者は複数被ってるなって程度しか解らず、ジョニーさんに至っては言われなきゃ誰だか判らないし(もっともそこのところは流石だな、スゲエななどと正直思ってしまいましたが)、何だか家族同士のお楽しみに招かれたものの身内ネタの応酬ばかりで浮いてしまい、結局すごすご帰らざるを得なかったみたいな感覚になってしまいました。
仮にその辺ぜ~んぶ目を瞑ったとしても、ミニナチが登場するまでのグダグダ、何が演出で何がアドリブかわからないJK(つうてもちょっと無理があるかも)二人の掛け合いとか乾いた笑いとか、肝心のミニナチも束になっても全然弱っちいし、申し訳ないけれど殆ど見るべきものはなかったかなと。
どうせならもっと下品に下ネタの嵐で突っ走ってくれれば笑えたのになぁ、などと思うしかない虚しき1時間半でした。あ~あ大笑いしたかったのにな。
ちなみに、邦題は本来のテーマ(あるとすればですが)から外れてるような気がしないでもないものの、本邦において原題直訳は不適切でNGだろうなと思え、止むを得ない窮余の一策かなといった感じですね。