2.《ネタバレ》 こういうのがアメリカ人は好きなのかなというような内容。アメリカ人には分かるんだろうネタらしきものがちょこちょこ見られて、何気に文化の違いを感じます。記者の語りで進行するが、主人公を「切っても切れない存在になる男」などと言う割りに二人の距離感がまったく遠い。最後まで二人に大した進展も無く結びつきも薄いままだし、第一、記者自体の影が薄い。これでは、この男に語り部の役割をさせてもマイナス要素にしかなりません。終盤のM・フリーマンの演説への持って行きかたも、ちと強引。演説でもさせなきゃ締まらんと思ったのかもしれないが、したところで締まるもんじゃありません。