2.《ネタバレ》 期待して観てしまったためにかなり脱力しました。シナリオを書いた小国英雄氏の経歴には凄いタイトルが並びますが、この方面はからっきしダメですね。望遠鏡の狭い視野で本当に空飛ぶ円盤が観測できると思っていたんじゃないだろうか。1956年という制作年度を割り引いても、SFとして評価できる部分が極端に少ないです。フィクションはあっても、サイエンスはありません。原版の保存状態が良いのか、カラーはきれいでした。宇宙人が青空ひかりというタレントに化けるけど、このキャスティングがかなり微妙。日本女性のスタイルがこの50年で随分と変わったことは良く分かりました、とさ。