1.《ネタバレ》 これはちょっと・・・・。
新聞記者を通じて「宗教と利害」へ一言いいたいのかと思いきや、男女関係のもつれを織り込んでみたり。聴力に不自由のあった男性が再び聴力を戻すシーンでは、別の映画か?と思わせるほど、陳腐でいい加減な作りをしていますね。挙げ句収拾がつかずにぐちゃぐちゃになっていては・・・。
主人公が、ことの結果に無責任すぎるのも嫌悪感を抱かざるを得ません。
事務所が荒らされても何もしない。ラスト、シスターがあのような状態になり、シスターの代わりを求められても去っていく。それまでの己の行動は何であったのかを、まったく考えない身勝手な行動だと思います。
制作されたころの社会背景などがある、といわれれば、現在に住む私には何も返せませんが、それにしても雑な作りではないでしょうか。時間を返して欲しいです。