1.《ネタバレ》 最初の20分くらいは楽しめましたが、あとは、ひたすら退屈でした。------- そして、希望を捨てちゃいけないよ、と熱く語っていた、結核とおぼしき南部先生は、どうなったのだろう、団員たちはどうなったのだろう、とずっと気にかかりました。 ---- 要するに、思いつきと、奇抜さを狙ったイメージの寄せ集めの映画で、しかも、そうしたイメージが、宮崎アニメをはじめとして、みなどこかで見たようなものなのだ。 ----- 金城と松は、ルパンとクラリスのようだし、國村も手塚以来の技術者イメージを踏襲しているし、 ------ 最後のシーンなど、おいおいおい、バットマンかよっ、ということで。 ------ ただ仲村トオルは良かったかもしれない。 ----- 一番、許せなかったのは、最後にビルが崩れるシーン。もし9.11のWTCビル倒壊のシーンを意識して作成したのであれば、倫理的に許されないし、もし知らずに作っているのであれば、基本的情報力の不足を指弾されるべきです。