1.《ネタバレ》 久々に中島監督の大失敗作。テンポ良さ気に見えて冗長。3時間くらいに感じた。
テーマはこれ人間の愛と狂気なら前にやったじゃん。「告白」や「松子」で。なんでまた?
若い子の軽い狂気、好きですねえ。
おお!!こいつが黒幕だったのかあああ!!こいつが犯人かああ!とかいう驚きもなにもない。
すべて他人ごとに感じる。見事に感情移入できない。
グロだのなんだの言う人が多いが、たいしたことない。コレ以上の映画なんかいくらでもある。
このストーリーって、むしろ完璧に推理ミステリードラマ風に調理したほうがよかったんじゃないだろうか。
役者は役所広司は熱演だがイマイチ単調。娘の小松菜奈はうまいがゾッとするような悪魔のオーラがない。
こんなガキに惹かれるかという感じ。妻夫木はなかなかよかった。
とにかく進撃の巨人のほうを降りてやるような映画じゃない。
大駄作。ぶっちゃけてゆうと、この映画の言葉を借りると「クソ」つまらん。
以上。