4.《ネタバレ》 現実には自分の理想の道を選んで苦労する人間もいるし、
自分の理想の道を選んで成功して生き生きと過ごす人間もいるし、
レールの上で幸せを見つける人もいるし、
レールの上で苦痛の連続を感じながら抜け出せない人もいる。
舞台にたって、精一杯演じて、いい評価をもらえた、けれど父親は反対。
死んでも母親は何も夫に言わない、父親は一教師のせいにして納得する。
死んでも愛されなかった子供。生きるのを放棄した人間に
愛なんてなくていいのかもしれませんが、精一杯の反抗だとしたら救いがなさすぎて嫌いです。
他にも色々嫌いな部分があるんですが長くなるので省略します。
嫌いなシーンが変にリアルで、好きなシーンが変にニセモノくさくて、
この映画で全く感動できませんでした。面白くて笑ったシーンはあるので2点・・・。
ラストに大人になったメンバーがお墓参りでもして、
「いい演技だったよ」なんて言ってるシーンがあれば点数も変えてたかも。
何を見ても憂鬱にならない私が憂鬱になったのは二百の映画の中、これが初めてです。