7.《ネタバレ》 今年は『キングコング対ゴジラ』の4KUD、『キングコングの逆襲』のBD、映画館では『ゴジラVS.コング』と
キングコング映画を見る機会が多かったので、
その勢いで『キングコング』33年版、76年版、86年の『キングコング2』、そして本作をDVDで鑑賞。
キングコング映画では本作のみが初見。
公開時は、3時間を超える長さと知り、映画館息を見送ってしまってました。
で、33年版、76年版&『2』、そして本作とDVDで鑑賞。
やはり33年が一番楽しかったですね。いつか大きなスクリーンで見たいものです。
76年版も実物大コングが棒立ちで迫力不足ですが、着ぐるみが表情豊かでコングの気持ちが伝わる感があり、
劇場公開の時より楽しく見ることができました。
自分が歳とったせいで見方が変わった気がしますが。
そしてリンダ・ハミルトンを無駄使いした、ワニ食映画『キングコング2』は置いといて、本作です。
やっぱり3時間オーバーは長い。
主要登場人物を増やしてそれなりに掘った結果でしょうが、残念ながらそれが映画の面白さに貢献できてない印象です。
そして、コングの性格がよく分からん。パワハラゴリラが気まぐれに金髪娘に興味を持ったようにか見えない。
手に持ったままぶんぶん振り回して、興味がないみたいなんだもの。
それに全編を通して、コングが「キング」な感じがしないんですよね。ほんと、ただのでかいサル。
やっと物語の舞台がニューヨークに移っても、テンポアップしない印象です。
そして、街で暴れてるコングとヒロインが引きあう感じがピンとこない。
首長流の群れの大暴走や、肉食恐竜とコングの崖にぶら下がっての格闘など、楽しい場面もあるのですが…
もったいないような、惜しいような作品でした。