10.良くも悪くも金のかけた再現ドラマで終始している印象。911に向き合った初期の映画なのに新鮮味がなく、それ以上でもそれ以下でもない。オリバー・ストーンなのにどうしてこうなった? 生活のため仕方なく依頼で作っているのか、自分の描きたいことが重役にバッサリ切られているのか。自分は後者だと信じたいものだ。 |
9.《ネタバレ》 圧倒的な重さを持つ真実の物語が、映画にしたために少し安っぽく軽くなった感がある。主人公が救助で活躍するのではなく、ガレキから助け出されるのを待つだけというのもちょっと拍子抜け。9.11のような生々しく重大な事件は、作り物の映画やドラマではどうやってもドキュメンタリーに勝てないように思える。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-06-06 00:12:32) |
《改行表示》8.暗闇の中でうなっているイメージしかない。ユナイテッド93に比べると相当落ちる。 比べるのも失礼なほど。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-01-27 22:56:55) |
【ダルコダヒルコ】さん [地上波(吹替)] 3点(2010-05-13 23:02:16) |
《改行表示》6.あれ、何したかってん?この映画! お金かけた割には、たいしたことねー。 消防士だか、公安警察?が瓦礫に埋もれちゃって、ヘルプ!ヘルプミーと叫ぶ映画です。 ドラマにしてもつまんないんじゃないでしょうかね。 この映画製作に使ったお金と時間と努力を、報復攻撃で苦しんだ人らのために使ったほうがよっぽどいいです。 【杉下右京】さん [地上波(吹替)] 3点(2009-09-22 19:26:34) |
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《改行表示》5.《ネタバレ》 期待度からすると評価は低めです。 たった二人の消防士?(警備員だったかな)が瓦礫の下から 救出されるまでの長い長い時間を描いた作品。 ハッピーエンドっぽいラストですがハッピーだったのではなく この二人とその家族はラッキーだったんです。 特にウィルを助けようとしている所に瓦礫が崩れてきて 絶命してしまったあの彼の家族にしてみたら この映画は辛くて見ていられないものだと思います。 二人が助かって良かった、と単純には喜べない後味でした。 【MK】さん [地上波(吹替)] 3点(2009-09-21 17:18:54) |
4.《ネタバレ》 実話ということなのであまり茶化すつもりはないが・・・。映画としては閉じ込められた状況からずっと話を長時間続けるのは無理があると思った。 【より】さん [地上波(字幕)] 3点(2009-09-12 08:23:15) |
《改行表示》3.《ネタバレ》 題材が題材なだけにそれなりに考えさせられたけど、映画としてはいまいちでしたね。 埋もれてからの展開が救出劇、家族の苦悩どちらも中途半端になってしまい。退屈さえ感じてしまいました。でもあのビルの崩壊で20人も生きてたのは凄いわ~ 【レッドホーク】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-07-10 21:25:39) |
2.《ネタバレ》 この映画どういう風に解釈してよいのか映画を観てる最中から現在に至るまで、いくら考えてもわかりません。何を伝えたかったのでしょうか?私の現段階の解釈では、あのストーリーではワールドトレードセンターを舞台にする必要性が全くないんです。逆にワールドトレードセンターを舞台にするからには、あの2人だけにスポットを当てたストーリーは納得いかず・・。まあ実際にああいうことがあったのでしょう。家族の心情も言葉では表せないほどのものであったでしょう。でも、この内容では、単なる友情愛・家族愛を描いた映画としか私には写りませんでした。そういうことじゃないでしょう?・・そういうこと?はたしてワールドトレードセンターで命を落とした人々の遺族がこれを観てどう思ったのでしょうか?納得した人もいれば憤りを感じている遺族も多いはず。(多分) 【アップルマーク】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-12-21 22:17:02) |
1.9.11という大テーマを扱ってる割に得るものや感じるものがまったくなく、アメリカにとっても世界にとっても重大だったこの事件をテレビ並みの安っぽいドラマで描かれてもなぁって感じです。この映画は突然の脅威に見舞われた普通の人たちの驚きや悲しみ、そしてその恐怖を乗り越えて果敢に立ち向かうことの勇気を描こうとしたのでしょうが(いかにもアメリカ人の好みそうな図式です)、残念ながらそうした熱い感情を伝えるような出来ではありませんでした。職務のために身を犠牲にした主人公達の人となりや言動は、事件後さまざまなメディアで取り上げられ、美化されてきたニューヨークの勇気ある公務員そのもの。それ以上でもそれ以下でもないので、この映画固有の登場人物としての深みはほとんど感じられません。港湾警察が「本当か?」と思うほど多彩な人種でバランス良く構成されていたのもなんだかいやらしかったし。また主人公家族の葛藤も本当にありきたりで演出のレベルも高くなく、「炎のメモリアル」や「ワンス・アンド・フォーエバー」といったさほど完成度の高くない過去の作品と同程度のものしか見せてくれません。9.11というテーマがテーマだけに勝手に脚色できない、娯楽作として面白く作りすぎると不謹慎ととられる、それでいてアメリカ人の中にある9.11物語にかなった話にせねばならない等大きな制約がいくつもあったことは推測できます。日本において戦争映画を作ると、必ずと言っていいほど反戦平和を前提にしたつまらない映画ばかり出来てしまうのと同じ現象がここでも起こったのでしょう。しかしこれをよりによって元ハリウッドの問題児オリバー・ストーンが撮ったというのがおもしろい。思想を揺さぶるような映画を得意していた彼がまさかこんな飼い慣らされた映画を撮ってしまうだなんて。しかも一方では、批判にさらされることを覚悟の上でハリウッド歴の短い気鋭の監督が大胆に撮りあげた「ユナイテッド93」があるのですから、人って歳がいくと丸くなるんだなと、妙なところで納得してしまいました。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-10-13 22:02:36) (良:1票) |