1.《ネタバレ》 今度の地球側は、一言で言うと選抜殺しのプロ軍団。
凄腕傭兵、女スナイパー、マフィア、死刑囚、ヤクザなどなど、絶対面白くならないわけはない設定。
ところがイマイチおもしろくないです。
原因はたぶん、地球側の殺人集団が果たしてどのくらいの腕なのか、さっぱりわからないということ。
ほんとに凄腕連中なの?強いのか弱いのか。
こういう対決映画で最も大事なのは、敵の魅力だと思うんだが、
プレデターの正体はすでに周知なので、今回は
地球側の殺人軍団がどれだけ魅力的かにかかってる。
ところがそれが駄目。
思えばプレデターオリジナルにしても・・あるいはレオンにしても
最初にこりゃすげえやつらだなというのをはっきり描いていた。
それがあれば、うおおおおお!どっちが勝つんだ?あるいは、こんなに強いやつでも
プレデターには負けてしまうのかあ!こいつには死んで欲しくない!
いや、死ぬはずはない!などとなったんじゃないでしょうか。
どっちかってえとエイドリアン・ブロディ以外は全員、情けない連中に見えてしまいました。
あと。ローレンス・フィッシュバーンの役(エピソード)っている?
いらんでしょ。
わけわからんエピソードや
長々無駄話はやめて、それぞれの殺し屋の特技や腕前を魅力的にたっぷり見せてほしかった。
ああ。こいつには死んで欲しくないという魅力もほしい。七人の侍を見よ!>監督さん。
死んでも別にいいやみたいな人間ばっかじゃなあ。
我が日本ヤクザに期待したが、凄腕のヤクザのオーラってあんなもんじゃないでしょ。
松ちゃんに似てるのはおいといて、
なんか、どっかの三下じゃねえかとゆうよ~な、おどおどしたオーラのなさぐあいにはがっかり。
本物のヤクザに見せたら笑われると思う。
本物ヤクザがあこがれるようなキャラ・存在感じゃないと。
あと死刑囚にはなにか特別な秘密技があるかと思いきや、なにもない(-_-;)
とにかく全部中途半端。。設定が超面白いだけに、この出来にはがっかり。
あ、そうそう、プレデターは負けることもあるが、戦いを学び進化していく・・・っていってたが
またあの泥パックにやられるとは、全然進歩してないなあ。