1.《ネタバレ》 これは昔名画座で一度見ただけだから… O(コリンヌ・クレリー)の恋人ルネ(ウド・キア)が彼女をとある城館で修行させたり、ステファン卿なるアヤしい人物に譲渡したりするのですが、ムチ打ったりなんかしてSMっぽい世界。(ポスターがキレーだからダマされちゃうんだよね…) ポーリーヌ・レアージュの原作小説も読んでみたけど、よくわからなかったな。 「エマニエル夫人」のジュスト・ジャカン作品で、あれのようにエロスに深遠な意味をもたせようとしているところは似ているかも。 クレリーは美しさを買われて、この後「007/ムーンレイカー」のボンドガールに起用されたりもしました。 「エマニエル」同様、エロスの系譜としてこの名を冠した亜流が今でも連綿と作られているようです。